きゅうりのカロリー
きゅうりのカロリーは中サイズ1本14kcalと野菜の中でも低カロリーです。
またきゅうりダイエットはホスホリパーゼという消化酵素が脂肪を分解してくれるなどと言われていました。
しかし私は、満足感の高い高カロリーな食事をあえて食べるダイエットで15kg痩せた経験上、きゅうりは水分が90%以上で腹持ちが悪く、太る原因になると思っています。
今回はきゅうりダイエットで太った理由と食べる際の工夫やきゅうりのレシピや成分と栄養についてご紹介します。
きゅうりの代表的な食べ方とカロリー
きゅうりは味があまりついていないため、生で食べるというよりも味の濃い調味料をつける食べ方がクックパッドなどを見ると掲載されています。
特に人気なのはきゅうりのサラダ、浅漬け・糠漬けなどのつけものなどがありますがそれぞれのカロリーは下記のレンジに収まるようなレシピが多いように思えます。
きゅうりを使ったサラダ 50kcalから70kcal ツナなどを入れると220kcal程度
(きゅうり1本100gに対してドレッシングやマヨネーズを大さじ1(15g)とした場合)
きゅうりの浅漬け きゅうり1本あたり16kcalから18kcal
きゅうりの糠漬け きゅうり100gあたり23kcalから27kcal
そもそもきゅうり100g = 1本で14kcalなので、1回の食事でいえばせいぜい半分の7kcal、1切れ・2切れという量であれば1kcalから4kcal程度ですむ大変低カロリーなきゅうり、、他のおかずよりも低カロリーだからといって食事に取り入れると逆に太ることもあります。
きゅうりで太る食べ方、太らない食べ方
ご飯のおかずにならないドレッシングなどを若干かける食べ方がオススメです。
その理由は、ドレッシングの油で腹持ちをよくすることができご飯などの糖質が欲しいと思わないような食べ方だからです。
浅漬け、醤油漬け、糠漬けなどの漬物にした場合、カロリーは低いのですがきゅうりの10倍以上カロリーがあるご飯を食べる量が多くなってしまうためオススメできません。
きゅうりで太る理由
きゅうりはほとんどが水分であることから低カロリーできゅうりだけ食べていれば太らないと思いますが、反面水分が多いということは味が薄く腹持ちが悪いというのが原因です。
腹持ちが悪いきゅうりを食べると、間食や次の食事を多くしたくなってしまい、結果として1日の摂取カロリーが増加し、太ります。
また、味が薄いということは食事のメインとしては成立せず味付けも濃くなりがちで、塩分を多く摂るとごはんが欲しくなったり食欲が増してしまいどうしても太りやすくなります。
夜きゅうりダイエットでは塩に注意
夜、きゅうりに置き換えたりきゅうりをメインのおかずにする「夜きゅうりダイエット」、夕食のカロリーが上がってしまったら吸収もされやすく運動して調整することは難しいという問題が夜きゅうりダイエットにはあります。
「きゅうりだけ食べていれば幸せ!」、特に塩もみが大好き!という方には続くダイエット方法なので「夜きゅうりダイエット」をオススメしたいです。
ただ、腹持ちもよくなく味もないきゅうりを我慢して食べる、塩や味噌をつけてご飯と食べるのが好きな私では夜きゅうりダイエットは1日数百グラム減ったとしても続かずに継続的に痩せるのは難しかったです。
夜食にきゅうりを食べる場合にも同様で、本当はカップ麺を食べたい・・・という気持ちで食べるくらいなら我慢して何も食べない癖を身に付ける方が健全ではないでしょうか。
きゅうりダイエットで痩せないのは食べ過ぎが原因
きゅうりダイエットとはきゅうりに含まれるホスホリパーゼの脂肪分解作用を期待して、一日に1~2本ほどのきゅうりをすりおろして食べるダイエット法です。
きゅうりダイエットで私が痩せなかった原因は、きゅうりには体を冷やす効果があるため、ホスホリパーゼによる脂肪分解作用と基礎代謝が落ちたことによる消費カロリー減少を天秤にかけたところ、後者の方が勝ってしまったことで逆にきゅうりダイエットは効果なしどころか逆効果でした・・。
さらに食べた直後はむしろ体重が増えて「きゅうりダイエットで太った!」という失敗経験が積み重なり、、、味の薄いきゅうりを食べ続けるのは苦行で飽きやすく長続きしませんでした。
私はそれらの経験から、○○ダイエットと名のつくものは基本的には取り入れず、自分の好きな食べ物を食べてもやせる方法を身に着けました。
きゅうりを食べる際の工夫
食べる際はマヨネーズを多めにつけて、腹持ちを良くして食べる様にしています。
きゅうりは手軽に食べられる野菜なので、僕もいつも冷蔵庫に常備していました。
ダイエットをしていると無性に何かを食べたくなりますが、マヨネーズ+きゅうりを食事に入れる事で、腹持ちも良くなり気分的にも良くなり、1日の摂取カロリーを抑えるダイエットが長続きします。
きゅうりのレシピ
きゅうりを使った中華春雨サラダの材料は春雨40g、きゅうり1本、卵1個、ハム4枚、醤油・酢・砂糖・ごま油各大さじ2杯、鶏がらスープ(顆粒)小さじ1杯、白ごま適量です。
作り方はきゅうりとハムを千切りにし、薄焼き玉子を作り細切りにし、春雨を戻し食べやすい長さにカットします。
調味料を合わせてボウルの中で混ぜ、冷蔵庫で30分ほど置けば完成。
ただ味が濃く春雨も入っているのでこれを一食に置き換えると良いでしょう。
きゅうりの成分と栄養は?
きゅうりの成分は三大栄養素をまったくと言っていいほど含んでおらず、全体の90%以上が水分です。
栄養素的にはビタミンKが多く含まれていて、ホスホリパーゼという脂肪分解酵素を持っています。
ただこれはすりおろして生で食べることで効果が得られるようなので毎食では飽きが来てしまうでしょう。
きゅうりの糖質量
きゅうりに含まれる糖質は、100gあたり2g前後、1本(80g)なら1.6gほどとなります。
レタス(1.7g)、水菜(1.8g)、カリフラワー(2.3g)と同じくらいの糖質量と言えるでしょう。
そのままでも食べられるきゅうりは糖質制限ダイエット中のおやつにもぴったりで便利です。
糖質過多になると糖尿病などの可能性が出てきますので、糖質の摂りすぎには普段から気をつけてもらいたいですね。
結論・ダイエット中にはきゅうりはオススメできない
きゅうりは全体の90%以上が水分で腹持ちが悪いためダイエット向きではありません。
また水分が多いためしょっぱい味付けが多く、食欲が増してしまう可能性があります。
もしも食べるときは小腹が減った時のおやつ代わりに味を付けずに食べる方法が良いでしょう。