ハイボールのカロリー
ハイボールのカロリーは350mlの缶で171kcalと、同量のビール140kcalよりも高カロリーなのです。
そんなハイボールは糖質制限の点でダイエット向きとされますがライザップでも推奨されつつありますが、気をつけなければ太る飲み物になってしまいます。
今回はハイボールで太った理由と飲む場合の工夫、おすすめのおつまみやハイボールの種類についてご紹介します。
ハイボールで太る理由
ハイボールは糖質制限(ウィスキーなどは蒸留酒で糖質がなくなるため)でダイエット向きといわれますが、カロリーを摂りすぎれば太るのは当然です。
またダイエットによいからという思い込みでたくさん飲みすぎる危険もあります。
基本的に生ビールなどよりハイボールが高カロリーな理由は、甘くするためのシロップやトニックウォーターで作ることが多い為です。
仮にダイエット中の飲み会であれば、低カロリーで腹にたまりやすいビール、もしくはウイスキーのロックの方が無難でしょう。
ハイボールを飲むときの工夫
もしも付き合いなどでお酒を飲まなければいけない場合は自分の好きなお酒を一杯選ぶ方が良いでしょう。
ただアルコールは食欲を増進してしまうばかりでなく、一緒に摂取した食べ物の消化を遅らせてしまいます。
ハイボールを含めアルコールのカロリーはエンプティと良く言われますが、その作用はしっかりと内臓に響いているのですね。
お酒一杯分くらいのカロリーならば、会話やカラオケをしているときに消費されると考え、その後は自分の好きなおつまみを選び、付き合いを乗り切ると良いでしょう。
どうしてもハイボールを飲む場合の対処法
しかし中にはハイボールが大好きな人もいるかと思いますので我慢するのはつらいと思います。
甘味成分が太らせる原因なので、糖質ゼロのハイボールを選んで飲みましょう。
ハイボールなら濃いめでも糖質がゼロなので、そのぶんカロリーが高いおつまみを食べれば飲み過ぎ予防が可能です。
ハイボールの糖質
ハイボールの糖質量は甘くなっていないものでしたら0になります。
しかし要注意な点が、各社出ている缶ハイボールには糖質量が含まれているということです。
各社のハイボールの糖質量などを詳しく見てみましょう。
トリスハイボールの糖質
トリスハイボールは100mlあたり2.3gの炭水化物、0~1gの糖類が含まれているようです。
炭水化物量でいったら350mlにしたら8g、500mlだったら11.5gも含まれている計算になります。(ちなみにいちご100gあたりの炭水化物量は8.5g)
トリスハイボールに水溶性食物繊維がどれだけ含まれているか?という部分は公表されていないので、憶測でしか判断できませんが、やっぱり過信して飲み過ぎると糖質をかなり摂取しているという結果になりますね。
角ハイボールの糖質
角ハイボールは100mlあたり2.2gの炭水化物、0gの糖類という表示なっています。
やはりこれもトリスハイボールと同じでどれだけの水溶性食物繊維が含まれているか未知数なので、糖質がどれだけ含まれているか断言はできません。
宝酒造の焼酎ハイボール<ドライ>の糖質
宝酒造から販売されている焼酎ハイボール<ドライ>は炭水化物0g、脂質0g、糖類0g、プリン体0mgと、栄養成分的には全く含まれておりません。
ちなみに焼酎ハイボールのカロリーは100mlあたり42kcalですので350ml缶なら147kcal、500ml缶なら210kcalになります。
宝酒造からは様々なフレーバー(レモン、梅干割り、ブドウ割り、シークァーサー、ライム、グレープフルーツ、ジンジャー、ラムネ割り)のハイボールが出ていますが、どれもほとんど糖質が含まれていない&カロリーも42~44kcalなので計算がしやすいと思います。
ハイボールの脂質と糖質制限
ハイボールに含まれる脂質は0、つまり脂質は全く含まれていません。
ハイボールには炭水化物が少々(500ml中2g前後)含まれている程度で、栄養価はほとんど期待できないと言えるでしょう。
そのため、糖質制限中でも飲んで良いアルコールだと言えますね。
日本酒やワインなどを選ぶなら、ハイボールがおすすめです。
炭酸によってお腹がいっぱいになるので、満腹感も得られていいですよ。
ハイボールとビールを比較
ハイボールとビールのそれぞれの栄養価を比較してみます。
ハイボールは先程述べたように脂質、たんぱく質は両方とも0。炭水化物が1.2g前後(350ml中)だけです。
一方、ビールは350ml中たんぱく質が1g、炭水化物が11g、その他、ビタミンB群やマグネシウム、カリウムなどが特に豊富に含まれています。
カロリーはハイボールで171kcal、ビールが141kcalほどとビールの方が少なくなっていますね。
糖質制限ダイエット中に選ぶならやはりハイボールがおすすめでしょう。
おすすめのおつまみ
付き合いの場のおつまみは特にカロリー計算を疎かにしがちなので、しっかりとハイカロリーなものを少量、食べると計算もしやすいでしょう。
特におすすめなのは鶏の唐揚げやウィンナー、意外とピザなど味がしっかりしているものです。
おすすめできないおつまみ
逆におすすめできないおつまみはヘルシーそうとたくさん食べてしまうものやみんなで分けてカロリー計算がわかりづらいものです。
例えば枝豆やナッツ類、冷奴やサラダなど一見ヘルシーそうに見えるものはお勧めできません。
ハイボールの種類
市販のハイボールにはニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝からとった竹鶴というウィスキーを使ったハイボールやトリスハイボール、サントリー角瓶を使った角ハイボールなどがあります。
また最近ではジンジャーハイボールなどのアレンジドリンクも出ており、多少高カロリーにはなりますが(200mlで190kcal前後)通常のハイボールに飽きたら楽しめそうです。
ハイボールのレシピ
ハイボールの材料はレモン1個、氷たくさん、ウィスキー適量、ソーダ適量です。
作り方はまずレモンを絞り、氷を山盛りにして器とウィスキーを冷やしておきます。
ウィスキー1:ソーダ4の割合でゆっくりとマドラーで混ぜれば完成(勢いよく混ぜると炭酸が抜けるので注意が必要)
ただ簡単に作れるからとたくさん飲みすぎると太るので気をつけましょう。
ハイボールの飲み過ぎによる弊害は?
ハイボールの飲み過ぎは、糖質ゼロのものであってもアルコールによる影響が出てきますので糖尿病の人も含め気をつけてください。
肝臓への負担から病気を招く恐れも出てきますので、飲み過ぎないようにしましょうね。
目安としては、1日500ml前後が理想的、上限は1リットルまでと言えそうです。
ハイボールの摂取量に注意
ハイボールは糖質制限ダイエットにおいて推奨されますが、ビールやレモンサワーよりもカロリーが高いので飲みすぎれば太ります。
メディアでダイエットに良いという情報が流れるとすぐに飲めば飲むだけ良いと勘違いされる方がいますが、ダイエットの基本は摂取カロリーを抑えること。
ハイボールも同じで、どれだけ飲んでも太らないという言葉は嘘だということです。
同量のビールよりは太りにくいだけであることを気をつける必要があることを忘れないようにしてください。