するめのカロリー
するめのカロリーは小さめ1匹で80kcalと大変低カロリーです。
しかしするめは塩分が高く飲み物がないと食べられないためダイエット向きではありません。
今回はするめがダイエットに向かないわけとするめのレシピ、スルメの栄養をご紹介します。
するめはダイエットに向かない食べ物
するめは塩分が高いため、単品ではとても喉が渇いてしまい飲み物がほしくなってしまうからです。
ノンカロリーの飲み物で我慢できればいいですが、これが高カロリーな飲み物やお酒ではダイエットになりません。
おつまみ系ではするめよりもスモークタンの方が脂質が多く満足度が高いためオススメです。
食べる場合の工夫とレシピ
もしも食べるならば、少量で満足できるようにきちんと調理すると良いでしょう。
するめを天ぷら粉につけてあげるだけで簡単にするめの天ぷらが出来上がります。
これはおかずにも良いですし、揚げ物であるため少量で満足できるので塩分を控えめにできます。
するめのやせる食べ方の工夫(例外編)
しかし中にはするめはいつも通りの乾物としてお酒のおつまみに食べたい方もいらっしゃることでしょう。
そんなときはできるだけアルコール類の摂取は控えて、するめの前にサラダのような食物繊維を多く摂ると良いでしょう。
またお酒を飲んだ直後もすぐに水を多く飲むことでアルコールを体内から排出し、食欲旺盛になることを避けるので、飲み会の時などはこのように対処することがオススメです。
するめの種類
するめは使用するイカによって呼び方が異なり、一番スルメはヤリイカやケンサキイカの乾燥品。
二番スルメはスルメイカの乾燥品で、甲付スルメはシリヤケイカの乾燥品、袋スルメはアオリイカの乾燥品です。
するめとあたりめの違い
するめとあたりめはまったく同じもので、するめの「する」という言葉が縁起が悪いという理由から「あたりめ」という縁起の良い言葉を用いられたといわれています。
するめを細く裂いたものをあたりめというわけではないので注意しましょう。
するめの糖質について
するめに含まれる糖質量は、100gあたり0.4gとかなり少なめです。
これくらいなら糖質制限ダイエット中にも問題なく楽しめるでしょう。
しかし、食べる際には塩辛さがネックになるので、どうしても食べたい時だけにする方が無難ですね。
するめの成分と栄養は?
するめは半分以上がたんぱく質で、ビタミンE、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12が多く低カロリー高たんぱくな食材です。
しかし、するめは乾物であるためコレステロール値が生いかよりも多く50gあたり490mgも含まれます。
これは鶏卵2個以上のコレステロール値なので食べ過ぎには気をつけましょう。
ただ、するめに含まれるタウリンはコレステロールを下げる効果があるためすべて吸収されるわけではありません。
するめの食べ過ぎによる弊害
するめの食べ過ぎは、太ることよりも栄養の偏りによる影響が心配です。
もちろん栄養も上記のように豊富なのですが、塩分過多やコレステロール過剰に注意した方が良いでしょう。
1日50g前後までを上限として楽しむ程度が良さそうですね。
妊娠中や授乳中の女性も、栄養を考えるのであればするめばかり食べるよりはご飯をしっかり食べるようにしてみましょう。
成長期の子どもであれば大人の半分程度までに抑えられると理想的です。
総括:するめのカロリーとダイエットについて
口寂しいときに気軽に食べられるするめは飲み物がほしくなるのでダイエットにオススメできません。
おつまみ系で選ぶならスモークタンが脂質が多くて腹持ちが良いです。
またするめはコレステロールが多く、食べ過ぎると動脈硬化などの恐ろしい病気になりかねないので食べ過ぎには気をつけましょう。