甘酒のカロリー
甘酒のカロリーは100gで81kcal、市販品の「森永製菓」の甘酒は一袋54kcalです。
しかしそんな低カロリーな甘酒は気をつけていないとすぐに太る食材になってしまいます。
今回は甘酒が太る理由と飲む場合の工夫、甘酒の成分と栄養についてご紹介します。
甘酒がダイエットに悪い理由
甘酒は栄養満点で低カロリーですが成分の98%が水分と炭水化物のため腹持ちが悪いからです。
腹持ちが悪いものだけを摂ると、間食がしたくなったり、次の食事を多めに食べたくなるので、1日の摂取カロリーが増えて、太ります。
甘くて栄養満点でもすぐに空腹になってしまってはダイエットになりません。
甘酒をダイエットに活かす飲み方
もしも甘酒を飲むのならば、朝食時に置き換えダイエットとして利用すると良いでしょう。
今は、缶、瓶、フリーズドライなど様々なタイプのものが販売されているので自分が利用しやすいもの使いましょう。
ただ腹持ちが悪く朝食後は空腹になる可能性があるので昼食はしっかりと食べて夕食を抑えます。
甘酒の種類
甘酒には米麹、米、酒粕など様々な種類の原材料が存在します。
米麹は酵素のおかげで、でんぷんを分解されブドウ糖に変化しているため大変甘いです。
酒粕から作られている甘酒には砂糖が大量に使われています。
また通常の砂糖は単糖類、ブドウ糖を多糖類といいますが、多糖類は一気に吸収されにくいのが特長です。
甘酒の成分と栄養は?
甘酒にはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖など女性にうれしい成分が豊富です。
酒粕が原料の甘酒はアルコール度数が8%ほど含まれてるので朝食の際や、子どもは食べるのを控えた方が良いでしょう。
甘酒の飲み過ぎによる弊害について
甘酒の飲み過ぎは糖質過多となり、いずれ肥満や糖尿病といった可能性に繋がります。
健康に良いとされていますが、飲み過ぎは良くありませんので飲みたくなった時の嗜好品程度に使うのが良いでしょう。
1日200〜300mlくらいが上限ですね。
妊娠中や授乳中の女性も、栄養が偏らないように飲み過ぎには気をつけてください。
子どもにとっても糖質の取り過ぎはよくありませんので、大人の半分程度までにしておきましょう。
総括・ダイエット中の甘酒は置き換えに使うのがベスト
甘酒は栄養豊富で低カロリーでも成分のほとんどが水分と炭水化物なので腹持ちが良くありません。
もしも利用する場合は、甘酒を置き換え食品として使うのが一番です。
酒粕はアルコールを含んでいることや砂糖を加えて作っているのでダイエット向きではありません。
もしも甘酒をダイエット中に飲む場合は、面倒ですが使われている材料を確認して購入する必要があります。