柿のカロリーは?
柿は中くらいの大きさで87kcalと低カロリーですが腹持ちが悪く、ダイエットに不向きです。
今回は柿がダイエットに不向きな理由と食べる場合の注意点をご紹介します。
柿がダイエットに不向きの理由
柿は体を冷やす果物であり、多食すると貧血や便秘の原因になるといわれています。
そして、1個あたりのカロリーが低くても、満足度と腹持ちも低いので、すぐに空腹になって余計なカロリーを摂取してしまうことになります。
もし満足するまで柿だけを食べてしまったら一日のカロリーをオーバーし、体温も下がり太ることになりますよね。
そして柿に含まれるタンニンは鉄分と結びつき、多食すると貧血を起こすこともあります。
タンニンは便秘の原因にもなるといわれ、満足度を上げるために多食すると太る原因になるというわけです。
柿のやせた後の食べ方
そんな風に柿は腹持ちが低いので、もしもいただきものなどでどうしても食べなければならないときには高カロリーで高脂質な食事(例えばハンバーグやとんかつなど)の後に1/4個程度を食べるようにしています。
こうすれば、せっかくいただいた柿をダメにすることもなく、高カロリーで高脂質な食事のおかげでそれほど柿を食べたい!という欲求も起きませんから、結果的にカロリーオフにつながったというわけです。
柿の実際の食べ方
実家からいただきものの柿を秋になるとたくさん送ってくるのですが、ダイエットに失敗していた頃は1個あたりのカロリーが低いこともあって、1食1個で食事制限をしていました。
1個あたり87kcal程度ですと確かに1日に2食にすれば確実にカロリーオフできますが、実際にはそうもいかず・・・、低カロリーなこんにゃくやわかめ、豆腐などを間食に食べていました。
そんなに間食ばかりしていれば太るのも当然なんですが、頭の中でダイエットに良いもの=低カロリー食品だと思っていた私には相当なショックを与えましたねぇ。
失敗をしてからはカロリーが低い=やせることができるという誤った認識はせずにカロリーが低いものでも食べ過ぎれば太るし、高カロリーな食べ物でも少なく食べればやせることに気づきました。
それからというもの、柿は低カロリーだからという理由で食べ過ぎることはせずに高カロリー食品と組み合わせて消費するようにしています。
柿は置き換えダイエットに向かない
柿が大量にある場合など、柿を置き換えダイエットにすることを考える方もいるかもしれませんが、柿には満足度もなければ腹持ちもありません。
そして何より柿に含まれるタンニンの影響で多食すると貧血や便秘の原因になるので日常的にたくさん食べるような置き換えダイエットに向きません。
柿を食べる場合の注意点
柿は完熟状態だと甘みがとても強く、ダイエット中に摂ると満足感が得られます。
しかし、完熟状態だと歯ごたえが皆無で、食べ応えがないのが難点です。
中には固い柿でも甘いものもありますが、甘みをいちいち確認するわけにもいきません。
柿は歯ごたえ、甘みと丁度いいときに食べることが出来れば、ダイエットに効果的といえます。
柿の関する自分なりのダイエットまとめ
柿のカロリーは低くても腹持ちの関係で太る果物だったのです。
10月が旬であるにも関わらず、ダイエットには天敵の体を冷やす柿はダイエット向きではありません。
またダイエット中は栄養バランスの崩れから貧血や便秘になりやすいので、柿は絶対に避けた方が良い食材です。
低カロリーだからとたくさん食べることは摂取カロリーのオーバーにもなり太ることになります。
食材の知識をダイエットに活かすようになるためにはダイエットの知識をしっかりと蓄えたいものですね。