グレープフルーツの糖質量
グレープフルーツの糖質量は、100gあたり約9g、1/2個(160g)あたり14.5gほどとなっています。
フルーツの中でもそこまで糖質が多くないグレープフルーツは、糖質制限ダイエット中でも少量であれば食べられると思っていませんか。
しかし気をつけないと食べてダイエットに失敗することがあると、私自身の経験から知りました。
そこで今回は、グレープフルーツの糖質量と食べてダイエットに失敗してしまった理由、経験を活かした取り入れ方、グレープフルーツのGI値やおすすめレシピなどについてまとめてご紹介します。
グレープフルーツの糖質を考慮してもダイエットに失敗した理由
グレープフルーツは低糖質な果物ではありますが、腹持ちが全くしないからです。
柑橘類全般が比較的糖質が少ないのですが、グレープフルーツは水分も多く含まれています。
そのため、食べてもお腹いっぱいに感じられるのは一瞬で、すぐにお腹がすいてしまうでしょう。
結果、間食や食べる量が増えて体重が増えることになったのです。
グレープフルーツの香りには食欲抑制効果がある、といった意見もありますが食べても満足できないストレスの方が勝ってしまったようですね。
経験を活かしたグレープフルーツの取り入れ方
この経験を活かして、ダイエット中には闇雲にグレープフルーツを食べることはしなくなりました。
食べたくなった時にデザート的に取り入れるようにしていますね。
食事には牛肉サーロイン(糖質量200gあたり0.6g)やとり天(1個あたり4.4g)など脂質の多い料理を選び、その後でグレープフルーツを1/4個ほど食べるくらいですね。
そうすればお腹が満たされた後なので、大量にグレープフルーツを食べずに済みますし、腹持ちも高くなっています。
グレープフルーツのGI値
グレープフルーツのGI値は25となっています。
柑橘類のオレンジ(31)やレモン(32)よりも低い数値なのは意外かもしれませんね。
GI値が高い方が血糖値を上げやすく、結果的に体脂肪を蓄積させるように働くので注意が必要です。
そういう意味でいうと、グレープフルーツは低GI値の優秀なフルーツと言えるでしょう。
グレープフルーツのおすすめレシピと正しい食べ方
グレープフルーツはそのまま食べることが多いかもしれませんが、アレンジを加えて美味しい料理として楽しむ方法もありますよ。
糖質を増やさずに腹持ちを上げられるようなおすすめのレシピをご紹介します。
グレープフルーツとアボカドのサラダ(糖質量推定33g)の材料(1人分)
- グレープフルーツ1個
- アボカド1個
- 調味料(ワインビネガー大さじ1、オリーブオイル大さじ1/2、塩ひとつまみ、乾燥バジル少々、ピンクペッパー少々)
- サニーレタスお好みで
グレープフルーツとアボカドのサラダの作り方
- グレープフルーツの皮を除き、食べやすい大きさ(約2cm角)にカットしておく。
- アボカドは皮と種を除き約1cm角に切る。
- ボウルに1のグレープフルーツ、2のアボカド、Aを入れて和えサニーレタスを敷いたら器に盛る。
簡単にできてしまうサラダは、おつまみやお弁当のおかずにもぴったりです。
グレープフルーツのゼリー(糖質量推定17g)の材料
- グレープフルーツ 1/2個
- ゼラチン 5g
- レモン汁 少々
グレープフルーツのゼリーの作り方
- グレープフルーツの皮を全て剥き、果肉だけにする。
- 鍋に水300ml、レモン汁を入れて弱火で加熱する。
- 湯気が出てきたら火を止め、ゼラチンを混ぜ合わせる。
- ゼリー用の容器にグレープフルーツと鍋の中身を入れ、荒熱を取っておく。
- 冷蔵庫で3時間冷やして完成
グレープフルーツを長期保存できない時や、シンプルな食べ方に飽きてしまった時などにはぜひゼリーを作ってみてください。
これも簡単に誰でもできて低糖質なので安心して楽しめるデザートですよ。
脂質の多い食事の後にデザートとして食べる
グレープフルーツのおすすめの食べ方としては、この方法が一番簡単で実践的でしょう。
肉料理や揚げ物などの後に食べると、お腹も満たされて食べ過ぎることなく過ごせるはずです。
サラダの具材として使い、脂質を増やす具材や調味料で調整する
もうひとつ、サラダとして使う方法があります。
フルーツサラダなどではドレッシングにクリーム系を持ってくることが多いようですね。
マヨネーズ(糖質量100gあたり4.5g)とヨーグルト(4.5g)を混ぜるようなソースで味付けすると、フルーツににも合うので美味しく食べられますよ。
まとめ:グレープフルーツは低糖質だが腹持ちがネックなので、食べ方に工夫をしよう
グレープフルーツは果物の中では低糖質ですが、それだけだと腹持ちが良くありません。
そのため、食べる際には脂質の多いものと一緒に食べる、デザート感覚で少量食べるといった方法がおすすめです。
食べたいものを我慢することなく気持ちよくダイエットを続けられるように工夫していきましょうね。