メロンの糖質量
メロンの糖質量は、100gあたり9.8g、1個で39.2gほどとなっています。
食べると意外とお腹が膨れるメロンは、フルーツの中ではりんご(糖質量100gあたり13g)やぶどう(15g)に比べると低糖質です。
その点だけ見るとダイエット向きだと思われるかもしれませんね。
しかし、私自身のダイエット経験を踏まえると、食べる際にはあるポイントに注意しないと逆効果になってしまうことがわかったのです。
そこで今回は、メロンの糖質量とダイエットに失敗した理由、経験から学んだメロンの取り入れ方とメロンのGI値、おすすめのレシピと正しい食べ方などについてご紹介していきます。
メロンの糖質を考慮してもダイエットに失敗してしまった理由
メロンの糖質が少ないからと安心して食べても、腹持ちが悪かったからです。
確かに100g、4分の1カット食べても糖質は少なめではありますが、それは水分が多くなっているから。
食べてもお腹に溜まるのは一瞬ですぐにお腹が空いてきて、食事をしてしまっていたのでした。
それではダイエットとはいっても食べ過ぎで太ってしまうのは当然ですよね。
糖質制限に気をつけていたものの、痩せられず逆に太ってしまい残念な思いをしました。
経験から学んだメロンの取り入れ方
そんな経験があってからは、メロンを食べる際には腹持ちを上げるように工夫しています。
生ハム(糖質量100gあたり0.5g)と一緒に食べるのが一番おすすめですね。
そうすれば脂質が増えて満足感を得られながら、メロンを楽しむことができます。
そして食べる量も増えずに、ダイエットをスムーズに続けることができるでしょう。
お酒のおつまみだけでなく、普通のおかずやデザート感覚で食べるのにもぴったりですよね。
メロンのGI値
メロンにGI値は、65です。
マンゴー(60)よりも高く、パイナップル(66)と同じくらいの数値になっています。
これはフルーツの中でもかなり高い数字なので食べ過ぎには注意した方がよさそうです。
というのも、GI値が高いとインシュリンを分泌させ、血糖値を急激に上下させてしまいます。
その後体脂肪蓄積が進んでしまう、血糖値の高い状態が続くといったリスクが出てくるのです。
そういった意味ではメロンはほどほどにしておくのが無難でしょう。
メロンを使ったおすすめレシピと正しい食べ方
メロンはそのまま食べても十分美味しいですが、アレンジして楽しめるレシピをここでご紹介します。
低糖質メロンアイス(糖質量1人分推定3g)の材料(10~12人分)
- 玉子 L3個
- 生クリーム 1箱(200g)
- ゼロカロリー甘味料(エリスリム)大さじ1
- メロン 1/2玉〜1玉
低糖質メロンアイスの作り方
- 白身でメレンゲを作る。
- 黄身を白っぽくなるまでホイップしておく。
- 生クリームをホイップする。
- 1,2,3を一つのボウルに入れ、ほぐして越したメロンを加える。
- ゴムベラで良くかき混ぜてから、アイスクリームカップに流し入れる。
- 冷凍室で冷やして固めれば完成。
メロンは脂質と合わせると腹持ちが上がる
メロンを食べる時には生ハムなど脂質の多い食品と合わせるのがおすすめです。
生ハムメロンはもともとあるメニューで、生ハムの塩気がメロンの生臭さを消すのに役立っていますが、それ以外でも脂質の多いものはおすすめです。
ただ、味の合う合わないがありますので、いろいろ試してみてくださいね。
脂質の多い食事の後にデザートとして食べる
メロンの食べ方としてもうひとつおすすめしたいのが、脂質の多い料理の後にメロンを食べる方法です。
これなら食事で満腹感を得られるので、メロンを食べる量を調節しやすくなります。
揚げ物やフライなど油を使った料理を食べてから、メロンを楽しんでみてください。
きっと満足度の高さに驚くはずです。
いろいろなメロンの糖質量
メロンには夕張メロンやハネージュメロンなど種類がありますが、分類的には大きく3つに分かれます。
ハネージュメロンやホームランメロンは白肉種、夕張メロンやクインシーメロンは赤肉種、そしてプリンスメロンやタカミメロンなどは青肉種という具合です。
気になる糖質量にはそこまで大きく違いはないようなので、基本的にはどのメロンもGI値に気をつけながら脂質を多めにして食べることをおすすめします。
まとめ:メロンの糖質は比較的少ないものの、血糖値を上げやすいので食べ過ぎには注意!
メロンは糖質が少なめなフルーツですが、GI値はとても高く血糖値を上げやすくなっています。
そのため、糖質制限ダイエット中を含め食べる量には注意した方が良いでしょう。
また、メロンは腹持ちが悪いので生ハムなど脂質が多い食品と併せて食べる方法がおすすめです。
糖質制限ダイエットであっても腹持ちに気をつけながら食べるものを選ぶと、ダイエットに成功しやすくなります。
私のダイエット経験から得たコツが、あなたのダイエットのお役にたてば幸いです。