おはぎの糖質量
おはぎの糖質量は、1個（70g）で約36.9gほどとかなり高くなっています。
和菓子の定番でもあるおはぎは、やはり糖質が多く糖質制限中のNG食品にも入ると思われます。
しかし、ダイエット中であっても彼岸の時期などには美味しいおはぎが食べたくなることもありますよね。
かつて私はおはぎは洋菓子よりもマシだと思いこんでいて、食べて太ってしまった経験があるので、そこを踏まえておはぎを食べながらも太らない本当のポイントをお伝えしていきます。
今回は、おはぎの糖質量とダイエットに失敗した理由、経験から学んだおはぎの取り入れ方、おはぎのGI値などについてまとめてご紹介します。
おはぎの糖質を考慮してもダイエットに失敗してしまった理由
おはぎの糖質が多いからとはいっても、洋菓子よりは太りにくいというイメージから食べて太ってしまったのでした。
甘いものが食べたい時には洋菓子よりも和菓子を選ぶ、というルールを決めていたのです。
しかし、おはぎは糖質が多すぎて何個も食べていたら、それは太りますよね。
おはぎは栄養素でも糖質がほとんどで脂質が少なく、腹持ちが悪いので食欲をさらに増進させてしまったのも原因のひとつでしょう。
思い込みが招いた残念な結果にがっかりした思い出があります。
経験から学んだおはぎの取り入れ方
そんな経験があってからは、スイーツが食べたくなったら食べたいものをチョイスするようになりました。
洋菓子ならバターや生クリームのおかげで腹持ちがあがり、その後の食べる量を抑えることに繋がります。
つまり、ダイエットをスムーズに継続させることができるのです。
おはぎを食べるのであれば、脂質の多い料理の後に半分あるいは4分の1にカットして食べるくらいに抑えておいた方が良いでしょう。
糖質によって血糖値を上げず、おはぎの味を楽しめるはずです。
おはぎのGI値
おはぎのGI値は、つぶあんやもち米のGI値からみると75〜80ほどと推測できます。
高GI値の食品であるということがわかりますね。
GI値が高いと食べた後のインシュリンを分泌しやすくなり、結果体脂肪蓄積が進んでしまいます。
また、おはぎのようにGI値の高いものばかり食べているとインシュリン分泌が追いつかずに血糖値が高い状態が続き、それが糖尿病となるのです。
こうした健康的リスクを考慮すると、おはぎは食べるとしてもごく少量に押さえておくべきだと言えます。
おはぎのいろいろな種類の糖質量
おはぎといっても今ではいろいろな種類が登場していますので、それぞれの糖質量を比較してみましょう。
木内製菓 おはぎ きなこ 1個（100g）51.2g
サザエ 胡麻おはぎ 1個（100g）あたり47.5 g
サザエ よもぎおはぎ 1個（100g）あたり48.4 g
サザエ 桜おはぎ 1個（100g）あたり47.9 g
こうしてみると、どのおはぎも糖質量は同じくらいで、高いことがわかります。
やはりどの味であっても食べる時には少量に分けて食べるのがおすすめです。
おはぎの豆知識：おはぎとぼたもちに違いはある？
おはぎとぼたもちは同じものとして扱われるくらい似ていますよね。
では違いはどこにあるのでしょうか。
両者とも萩と牡丹という花の名前から由来して名付けられている和菓子ではあります。
牡丹は春の花、萩は秋の花なので、春の彼岸にはぼたもちを、秋の彼岸にはおはぎを食べる、というのが習わしだということです。
こうした背景を知っておくと、よりおはぎを楽しめるのではないでしょうか。
おはぎのおすすめレシピと作り方
おはぎは作り方次第で糖質を減らすことが可能です。
今では糖質制限ブームにのって、もち米の代わりになるこんにゃく米などが登場しており、これを使用することができます。
あんこでも、砂糖の代わりに糖質カットの甘味料を使用することで低糖質の餡を作れるでしょう。
こうした工夫をすれば、糖質の少ないおはぎが完成します。
トライしてみても良いかもしれませんね。
まとめ：おはぎの糖質は多い、ただ食べるならごく少量までに抑えよう
おはぎの糖質はかなり多いので、食べるのであればぜひ少量に抑えるようにしてください。
その際には脂質の多い食事の後にすると、腹持ちが上がって自然と食べる量を減らせるはずです。
満足度が高そうなおはぎですが、そのイメージとは逆に腹持ちはよくないので気をつけてくださいね。
上手におはぎを取り入れて、ダイエットを成功させましょう。