牛乳のカロリーは?
脂肪分たっぷりな牛乳は無脂肪牛乳が販売されるくらい高カロリーでダイエットに不向きのように感じます。
実際、牛乳はコップ一杯(200g)で134kcalと、コーラの1.5倍くらい高カロリーな飲み物です。
しかし、そんな高カロリーな牛乳は他の飲料に比べて、腹持ちが良くダイエット向きといえます。
今回は牛乳がダイエット向きな理由と牛乳の糖質や飲み過ぎによる腹痛を中心にご紹介します。
牛乳がダイエット向きな理由
牛乳がダイエット向きなのは、他の飲料(コーラ200mlで90kcal、カルピス200mlで96kcal)と比べて一杯でも飲みごたえがあって腹持ちが優れているからです。
牛乳一杯を飲んでおけば、他の食事や間食を控えることができるので結果的に摂取カロリーを抑えてやせることができます。
しかも、牛乳はがぶ飲みする恐れが少ないのも特長です。
他の飲料はカロリーこそ低くても500mlを飲むのはあっという間で摂取カロリーもバカになりません。
牛乳のやせる飲み方とは?
牛乳は時間のない朝食時などの一食の置き換えにも最適です。
ただ、牛乳だけを飲む機会は大人になればなるほどあまりないかもしれませんね。
そこでコーヒーや紅茶を飲む場合もカロリーが上がるからと避けるのではなく、牛乳を入れてカロリーアップした方が結果的に腹持ちに優れます。
そしてホットミルクに砂糖大さじ1ほど入れれば、美味しさと腹持ちが上がるので断然オススメです。
牛乳の糖質と脂質は?
牛乳100mgに約5gの乳糖が含まれているといわれます。
よって1杯分(200ml)には10gほどの糖質が含まれていると推測できますが、これは同量のコーラ(200mlあたり22.2g)と比較しても低いといえます。
また牛乳に含まれる脂質は100g当たり約3.8gで、コーラが全く脂質を含んでいないことからも牛乳の腹持ちの良さが理解いただけるかと思います。
牛乳の飲み過ぎで腹痛?下痢?
日本人をはじめとしたアジア人は乳糖分解酵素をあまり持っておらず、消化吸収ができないといわれています。
これを「乳糖不耐症」と呼び、乳糖の分解酵素であるラクターゼが体質的に分泌されにくい人のことです。
そういうことを踏まえると下痢をしてしまうと牛乳に含まれている糖質は体内に吸収されていないということにもなりますね。
便秘気味で乳糖不耐症の人は荒療治的に牛乳をわざと飲んでみるのも良さそうです。
また人によって下痢などお腹を下す分量が違うらしいのでお腹が痛くならない程度の自分にあった量を知ることが出来れば下剤いらずでスッキリ!ですね。
牛乳の栄養は?
牛乳には豊富なカルシウムの他、タンパク質や脂質、炭水化物も含まれています。
ビタミンやミネラルも多く入っているので、極めて栄養価の高い飲み物と言えるでしょう。
牛乳のアレンジレシピ
牛乳をそのまま飲むことに飽きが来たら「牛乳寒天」を作りましょう。
牛乳と粉寒天、砂糖があれば寒天を溶かして冷やしたらすぐに出来上がり。
自分で作るとたくさんの量を食べることができるのでオススメです。
牛乳を使ったいろいろなドリンクのカロリー
いろいろな牛乳ドリンクのカロリーをまとめてご紹介します。
バナナ牛乳 グラス1杯(200ml)178kcal
いちご牛乳 グラス1杯(いちご4個+牛乳150ml)125kcal
きなこ牛乳 グラス1杯(牛乳200ml+きなこ小さじ2)160kcal
カルピス牛乳 グラス1杯(牛乳150ml+カルピス10ml+水40ml)約175kcal
このようにどのミルクもほどほどにカロリーがあることがわかります。
牛乳だけを飲むのに飽きた時でも気軽に作って飲めて便利ですよね。
腹持ちにも優れているので、小腹が空いた時の間食としてもおすすめします。
ただ、あまり甘いドリンクにすると糖質が増えてしまいがちなので、血糖値を気にしている人は注意しましょう。
まとめ・牛乳は栄養と腹持ちに優れているので痩せたい人向き
牛乳は低カロリーな飲み物に比べれば高カロリーですが、他の甘い飲み物と比べてたら意外と総摂取カロリーが抑えられる傾向にあります。
ただ、食事と一緒に飲んでいるとすぐに摂取カロリーオーバーになります。
そこで、牛乳は置き換え食材として使うようにします。
他の置き換え食材とは違い価格も安く手軽に実行できる牛乳はダイエットにとても適しています。
この頃、カロリーを摂りすぎているな、と感じたら牛乳で調整するようにすると良いでしょう。