チャーハンのカロリー
チャーハンのカロリーは、630kcal前後とそれほど高いカロリーではないので頼んでしまいがちです。
しかし、チャーハン単品ではその後お腹が空いたりしませんか?
僕の場合には、チャーハンよりも肉を100カロリー分追加して、腹持ち・満足度を上げる作戦をとっていました。
今回はチャーハンが腹持ちが悪い理由と外食のカロリー、チャーハンはあえてカロリーアップし具沢山にして食べることをお勧めする理由をご紹介します。
チャーハンはカロリーの割りに腹持ちが悪い
チャーハンは基本的にほぼご飯(糖質)なので、腹持ちは最悪です。
しかし、チャーハン単品のカロリーは630kcal前後とあまり高カロリーに見えませんが、ラーメンに半チャーハンを追加しているという人は気をつけてください。
そもそもラーメンのカロリーが種類にもよりますが、一般的に1杯700kcal以上にもなります。
半チャーハンも単純に考えて300kcal前後ですから、一食で1,000kcalオーバーの食事になってしまいます。
例えば「バーミヤン」の「チャーハン」は693kcalで、公式でも「餃子・半ラーメンセット」をオススメしています。
この「餃子・半ラーメンセット」を一緒に食べると、なんと1,433kcalにもなります。
ラーメンもチャーハンもほぼ糖質なので腹持ちが最悪で、一日にこの一食だけでは満足できないことが予想されます。
チャーハンを肉チャーハンにして満足できるようにする
チャーハン1人前で満足できるようにすれば、ダイエット中でもチャーハンが食べたくなっても大丈夫です。
では、どういうチャーハンがいいかと言うと、チャーハンの中でも中華料理屋で提供される「肉チャーハン」がオススメです。
卵やネギだけで炒めたシンプルなチャーハンの上に、豚バラ肉とキャベツのあんかけが乗っているスタイルのものが主流です。
この肉チャーハンは一見、カロリーが高くなりそうですが、今からご紹介するレシピで1人前で満足できるようになるでしょう。
材料:
ご飯 1合分
卵 2個
ネギ 10cm
中華だし 適量
(肉あんかけ用)豚バラ肉 150g
(肉あんかけ用)キャベツ 200g
醤油 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
日本酒 大さじ1
砂糖 小1~2
鶏がらスープ 150cc (水でも可)
水溶き片栗粉 1:1
作り方:
1.ご飯、卵を油で炒める
2.1にネギを入れ、塩コショウ、中華だしで味付けをする
3.豚バラ肉を太目の千切り、キャベツをざく切りにする
4.豚バラ肉を赤みが消えるまで炒め、そこにキャベツを入れる
5.キャベツがしんなりしてきたら、調味料を加える
6.火をいったん止めて水溶き片栗粉でとろみをつける
7.ご飯をお椀などで形作り、その上から肉あんをかけて出来上がり
上記のレシピは2人前で、全体のカロリーで1,414kcalです。
1人前のカロリーにしても通常のチャーハンよりもプラス80kcal弱で満足度の高い食事に変化します。
豚バラ肉の脂は満足度を上げます。
確かに高カロリー、高脂質ですが、それと同時に消化されにくく腹持ちが良くなるのです。
自然とキャベツを100gも食べられることも魅力です。
ひと手間かければ、劇的にダイエット向きに変化
チャーハンはひと手間かけることで、満足度という点からも腹持ちの点からも劇的に変化します。
今回ご紹介したレシピでは、あえて脂肪の多い豚バラ肉を使い満足度の高い食事にしています。
しかし、カロリーにおいてたった80kcalの違いでも腹持ちの良さは全く違ってきます。
腹持ちが悪いとどんどんおなかは減るし、満足度が低く食べているときもおかわりしてしまいがちです。
ダイエット中は、何かと低カロリーなものばかり摂取しがちですが、それで満足できずにドカ食いをしてしまっては太る結果になります。
ダイエットしているからこそ、高カロリーな食事をするべきです。
高カロリー食は食事の満足度を上げ、腹持ちが良くなり、あなたのダイエットの味方になってくれるでしょう。