バナナのカロリー
バナナ1本分のカロリーは77kcal(90g、中くらいの大きさ)です。
バナナのオリゴ糖が便秘に効いたり腹持ちが良いイメージだったり、バナナはダイエットに良い印象でしょう。
しかし、15kg痩せた経験上、バナナは気を付けて食べないと太ってしまうことも。
今回はバナナで太った経験と私がバナナダイエットが失敗してしまった理由、糖質などについてをご紹介します。
バナナダイエットで太った理由とは?
バナナは低カロリーですが、成分のほとんどが糖質と水分なので腹持ちが悪くすぐにお腹が空いてしまうからです。
いくら栄養価が高い食材でも、腹持ちが悪いとすぐにお腹が減って間食が増えてしまいます。
またバナナはダイエットに良いという思い込みから小腹が空いたらバナナ、朝ご飯をバナナに置き換えるなどの過剰な摂取に繋がります。
やせた後のバナナの食べ方
私はあえて高カロリー食品を選んでストレスなく食事をセーブする方法で15kgのダイエットに成功した経験からバナナを食べるならば、牛乳と砂糖をたっぷり入れたバナナシェイクにして消費します。
牛乳を入れることで脂質が高くなるため、腹持ちが良くなり少量の分量でも満足できるからです。
バナナダイエットのやり方と糖質について
朝食の代わりにバナナを1本~2本食べ、食べている間に水をたくさん飲むというのが一般的な方法であると仮定します。
これを朝食の代わりに2本食べるとすると、だいたい144kcalになります。
6枚切りの食パン1枚が166kcal、ご飯お茶碗1杯分(140g)のカロリーが235kcalなので、これらに比べて摂取カロリーは低く抑えることができます。
しかも食パンやご飯に比べ、バナナはビタミンB6、ビタミンC、銅、カリウム、マグネシウム、葉酸などを含んでいるので栄養素は満点です。
しかしバナナの糖質は100g中21.4gで食パン6枚切り1枚(60g)中の糖質26.8gとそれほど変わりありません。
バナナが低カロリーだからといって何本も食べてしまうと摂取カロリーも多くなり、腹持ちが悪くすぐにお腹が減ってしまいます。
バナナをダイエットに用いた結果・・・
食物繊維やオリゴ糖などの便秘解消効果を期待し、あえてバナナを選んだとしても糖質やカロリーがオーバーして太るという結果になってしまいました。
「バナナがダイエットに良いからと置き換えているけど、なんだか前より太ったかも・・・」
「本当は甘いケーキが食べたいが、便秘解消にもなるバナナで我慢しよう・・・」
といった、ダイエットに良いという思い込みでカロリーオーバーし、本来の欲求を我慢してストレスを生むことはダイエットを継続できません。
僕も太っていた頃は、甘いものを食べたくなってもバナナで我慢をしていました。
しかしそんな我慢はストレスを増やし、一気に爆発するとドカ食いに走って、結局、リバウンド・・・。
そんな経験をしてからバナナをダイエットに用いるのは失敗する原因だということに気付きました。
バナナダイエットで失敗する原因は、長続きしない事
バナナダイエットは一世を風靡したことだけあって、短期間に体重を落とすことが可能になります。
しかし、プロテインダイエットなどの置き換えダイエットと一緒で以前の生活に戻した途端にすぐにリバウンドをしてしまいます。
ダイエットはずっと続けられることではなければやせた状態を維持することができません。
バナナを毎日、食べていても飽きずに楽しめ満足感を得られるならば、その人にとってバナナダイエットは合っているのでしょう。
しかし、あまりバナナが好きでない人にとっては苦痛でしかないバナナダイエットは長続きするダイエットとは思えません。
自分の好きな食事を摂って、食事の時間を楽しめるダイエット方法を続けるべきでしょう。
バナナの腹持ち=満腹感?
バナナに含まれるオリゴ糖や食物繊維が豊富なことから便秘解消に良かったり、糖質が多いパンなどに比べるとGI値が低いバナナは腹持ちが良いといわれています。
ちなみにバナナのGI値は55くらいといわれていて、主食として考えれば十分低GI食品と分類してもいいとは思います。
しかし私の経験上、その低GI食品であるバナナでも調子に乗って、朝ごはんにバナナ、小腹が空いたらバナナ、夜のデザートにバナナなんていう食べ方をしていたらすぐに太ってしまいましたね・・・。
やっぱりいくらGI値が低いバナナでも1日1本にするとか、食べる場合は脂質と合わせることで満足度と腹持ちをよくすると良いと思います。
私がダイエットをして最もバナナで満腹感を感じたのは、牛乳とバナナで作ったバナナシェイクなので、時間のない朝食におすすめですよ。
最後に(バナナのダイエットに関するまとめ)
結局、ダイエットの基本は無理なくずっと続けられるかどうかにかかっています。
私が成功した高カロリーダイエット法だと自分の好きなものを食べてもやせることが出来るという安心感からストレスによるやけ食いがなくなりました。
バナナダイエットでも、バナナが自分の食の好みに合っている人ならば、無理なく続けることができるでしょう。
一日の食事は3食で、一年の食事は1095食です。
自分が選択した食事によって自分の体が作られていることを忘れずに納得した食事をして満足感を高める食事をしていきましょう。