さつまいものカロリー
さつまいものカロリーは、大きめな1本(320g)で約400kcalでとても高カロリーです。
そんなさつまいもは低GI食品だし食物繊維が豊富なのでダイエット向きと思われているかもしれません。
しかし、15kg痩せた経験から、脂質を上げて食べないと太ることも。
今回はさつまいもだけではダイエットに向かない理由と満足度を上げるための工夫をご紹介します。
さつまいもではダイエットに向かない理由
薩摩芋はそばと同レベル(GI値55)の低GI食品で、時間の経過と共に満腹になりますが、食べた直後は我慢が必要だからです。
要するに・・・、さつまいもがダイエットに効果的なのは少量を食べた後の空腹を我慢できたときのみ。
食後の物足りなさを我慢するときほどイライラするものはありません。
また同じ100gでもご飯は168kcal、食パンは264kcal、さつまいもは132kcalです。
さつまいもは実がぎっしり詰まっており小さくてもかなり重いので全て同じように比較はできません。
100gあたりが低カロリーに感じても実際には多くのカロリーと量を摂取しなければ満足できないでしょう。
さつまいもってやっぱり物足りない
とかなり力説している私ですが、やっぱりダイエットに失敗ばかりしていたときは、間食にさつまいもを選べば、絶対にやせるんだ!って変な自信がありました。
だって、テレビや雑誌では食物繊維は消化や吸収をされずに体外に排出されるだけというし、食物繊維豊富なさつまいもはカロリーこそ、ソコソコあっても太るわけないって思い込んでいたんですよね。
特にさつまいもの時期になると、結構安売りしているので、食物繊維を取るため!と夕食にさつまいもを蒸したものを添えたり、クックパッドでさつまいもを使用したカロリーオフレシピを血眼になって探したのを思い出します。
しかし、結局はさつまいものカロリーはきっちりと私の体重に変化し、無理してまで食べていたさつまいもの存在って一体なんだったのか・・・という感じになっちゃいました。
やせた後のさつまいもの食べ方
そんな苦い経験をしたさつまいもですが、やっぱりさつまいものシーズンになると食べたくなるので、以下のような方法で脂質を意識して腹持ちを上げるようにして食べています。
薩摩芋は食べる量を半分にしてバターを塗って食べた方が1本食べるよりも摂取カロリーも抑えられ満足感が得られます。
バターの脂質のおかげで腹持ちが格段に上がり、余計な食事や間食をしないため摂取カロリーが抑えられます。
または、生クリームやバターをたっぷり使ったスイートポテトも悪くないですね。
さつまいもを食べるなら脂質を意識しよう
便秘解消のためにダイエットにさつまいもを取り入れている方にとっては意外な盲点なのが脂質の摂取です。
脂質は適量を摂らないといくらさつまいものような食べ物で食物繊維を摂っても便秘になり、どんどんお腹が膨張していきます。
さつまいものように食物繊維を多く含む食べ物を食べる時にスムーズな排泄を行うためには脂質は必要な存在なのです。
また、糖質は約2時間で消化されほぼすべてが血糖に変わりますが、脂質の人によっては丸一日かかるとも言われており、血糖値の上昇が確認されるのはしばらく経ってからです。
摂取した栄養素が血糖に変わるのは10%以下とも言われています。
そして、糖質+脂質の組み合わせである食べ物の糖質は血糖値の上昇が緩やかになるといわれてます。
これはさつまいもを食べる場合もあえて脂質アップしたスイートポテトの方が腹持ちが良いことが科学的にも実証されているということがわかります。
さつまいもの糖質
さつまいも100gあたりに含まれる糖質は29.2gです。
これは同量のご飯(36.8g)よりは低い数値ですが、必ずしも同じ重量を食べるものではないものは比較対象にはなりません。
あっという間に300gほど平らげてしまうサツマイモは糖質制限においては不向きといえます。
さつまいもに関する私の体験談的まとめ!
サツマイモはそばと同レベルの低GI食品で食べた直後は我慢が必要で、糖質が多いの腹持ちも期待できません。
またご飯・パンとよく比較されますが、主食よりもさらにすぐにお腹がすくので主食にはできません。
かぼちゃかさつまいもか?みたいな比較なら分かるのですが。
もしも薩摩芋を食べる場合は、あえてカロリーアップして一食の満足度を上げるとダイエット成功に繋がります。