りんごのカロリー
りんごは中玉(Mサイズで1個、ひと玉)で145kcalと比較的低カロリーです。
確かに食物繊維が豊富で便秘に効くためダイエットにも良いと思われているでしょう。
しかし、15kg痩せた経験からりんごは糖質が多く太る危険も。
今回は、りんごが太る理由と単品ダイエットの危険についてご紹介します。
りんごが太る理由
りんごは成分の約85%が水分で、残りもほとんどが炭水化物(糖質)なので腹持ちが悪くすぐにおなかが減るのでからです。
腹持ちが悪いとすぐに何かを食べたくなってしまって、低カロリー食でも1日のトータル摂取カロリーが増えて太る結果になります。
食物繊維が豊富なりんごなら太らないと思っていたのですが、ついつい食べ過ぎてしまう結果に。。。
実際に朝食にりんごのみで過ごしたときには2時間後にはおなかが減った経験もあります。
腹持ちが低いと大量に食べなければならず、結果として摂取カロリーが増え、太る結果になります。
やせた後のりんごの食べ方
私はりんごを食べるならあえて高カロリーなアップルパイを選ぶことで他の食事や間食を無理なく節制する方法で15kgのダイエットに成功しました。
その経験からりんごを消費するならば、生で食べるのではなくアップルパイ(パン屋で購入したものは1つ167kcal)などの脂質を高めた食べ方にしています。
アップルパイのような高カロリー食品でも脂質が多いため少量でも満足することができ、結果的に摂取カロリーのセーブにつながりやせることが出来たのではないかと思っています。
りんごのような置き換えダイエットは後が怖い
短期間に体重を落としたい場合は単品ダイエットはとても効果的です。
しかし、毎回その食材のみしか口にしない状態が続くとすぐに飽きてしまいます。
飽きが来るとリバウンドまで一直線で太る結果に繋がるのです。
一食をりんご1玉のみで抑えることができれば必ずやせることができます。
しかし、りんごのみで一日を過ごすことを毎日続けるのは困難であり、すぐにドカ食いをしてしまう危険があります。
ドカ食いをすれば今までの努力は水の泡となり、結果的に太ることになりかねません。
りんごをダイエットに用いた結果
食物繊維やペクチンの効果を期待してりんごを選んでも、糖質やカロリーがオーバーし太る結果になってしまいました。
「便秘解消のためにりんごを食べているけど、食べることが苦痛になってきた・・・」
「りんごを一食に置き換えて我慢すればやせるはず・・・」
といった、無理なダイエットや我慢はいつか破たんし、すぐにリバウンドしてしまう可能性もあります。
僕も太っていた頃、りんごがダイエットに良いと知ると甘いものをすべてりんごにしたり一食をりんごだけにしたり無理なダイエットばかりを続けていました。
そんな食生活ではストレスが溜まり、いつもイライラして少しやせてはドカ食いに走り、リバウンド・・・、結局いつまで経ってもやせられずにいました。
りんごの糖質量は?
りんごの糖質は100gあたり13.1gといわれているので、中サイズのりんご1個なら33.4gほどが糖質になります。
食パン6枚切りの糖質量が1枚あたり30.3gということを考えるとりんごは主食並みに糖質が含まれていることになりますね。
またりんご全体の炭水化物量は先ほどの中サイズのりんごひと玉で37.23gとなっており、計算すると食物繊維量が1個あたり大体3.8gということがわかります。
あまり食物繊維が摂れるから!と思って食べ過ぎない方がいいですね。
各社のアップルパイのカロリー
参考までに「マクドナルド」や「ロッテリア」のアップルパイも200kcal前後になります。
ただ「ヤマザキ」や「パスコ」のアップルパイは共に500kcal前後にもなります。
菓子パン類は総じて高カロリーですが、高カロリー食品との付き合い方さえマスターすれば怖いものなしです。
最後に(りんごのダイエットに関するまとめ)
りんごは低カロリーで歯ごたえもあり、多くの人がダイエットに利用したことがあるかもしれません。
しかし、実際、蓋を開けてみれば満足度に欠ける食材で腹持ちも最悪な食材でした。
しかも、りんごは1個あたりの重量にばらつきがあるので、毎回、量りを取り出してグラムを計測し、可食部(廃棄率)などを考えながら食べるのに嫌気が差しましたね。。
もしもりんごを食べるならば、あえてカロリーアップしたアップルパイを選択すると良いでしょう。
アップルパイに含まれる脂肪は満足度を上げ、腹持ちも良くなります。
カロリーが上がる食事をしてこそ満足度を上げて腹持ちを継続させ、やせる結果になるのです。