はちみつのカロリー
はちみつのカロリーは100gで294kcalと普通の上白糖100g384kcalに比べたら低カロリーです。
太っていた頃の私もはちみつは体に良いんだから絶対ダイエットにもいいはず!という根拠のない自信を頼りに食パンを食べるときなどよく利用していました。
しかし、その「ダイエットに良い」という思い込みで思いもよらず大量に使っていたりして結局摂取カロリーオーバーしてしまったり・・・。
その思い込みのせいで太った時の落胆といったら、揚げ物を食べた後の増加よりもガッカリ感が半端なかったです。
やせた今だから言えるはちみつの話
私が好きな高カロリー食品を食べても他の食事を無理なく節制する方法を身に付けることで15kgのダイエットに成功してからははちみつは低カロリーでもそれほど利用していません。
今までは本当は食パンにバターを塗りたいのを我慢して、うすーく蜂蜜を塗ったものを細々と食べていました。
私はどうやって高カロリー食品を食べてもやせることができたのでしょう?
今回はそれらの経験からはちみつで太った理由と太っていた頃の食べ方、やせた後の食べ方、はちみつの効能などをご紹介します。
はちみつで太った理由
はちみつは普通の砂糖よりも低カロリーでもその思い込みのせいで気づかないうちに大量に使ってしまうからです。
またはちみつの独特の甘ったるさは正直、喉が痛くなります。(個人の感想ですが)
私はその喉の不快感を「はちみつでカロリーカットしているんだから」と食パンをおかわりして誤魔化していました。
しかし、そんな食べ方をしていればせいぜい50kcal程度のカロリーカットが台無しになるのは誰にでもわかることなんですがね・・・。
やせた後のはちみつの食べ方
私が高カロリー食品を選んでもやせる術を身に付けてからは、ダイエットのためだけにちみつを食べることをやめました。
表面上のカロリーはあまりあてにならないのです。
私はあえてはちみつよりもバター+ジャムという高カロリーな組み合わせを選んでも、好きな物を食べているという満足感からストレスが軽くなりドカ食いを防げることに気が付いたからです。
はちみつの効能
ダイエット的観点からはそれほど期待できない蜂蜜ですが、健康にはとても良いとされています。
特にはちみつに含まれる有機酸と過酸化水素の強い殺菌効果が呼吸器系の細菌の増殖を抑えるため、咳止めや去痰に効果的です。
また粘膜全般に作用するようで、口内炎や胃腸の働きが良くなるといわれています。
またはちみつの持つ抗酸化作用によって老化の進行を遅らせる効果が期待できるそうです。
はちみつと赤ちゃん
1歳未満の赤ちゃんにははちみつを与えないように注意書きがあるのをご存じでしょうか。
蜂蜜にはボツリヌス菌が常駐しているため、赤ちゃんが病気になってしまうからです。
はちみつがいくら健康に良いからといっても1歳未満の赤ちゃんには与えないようにしましょう。
また、小児科によっては3歳くらいまでは与えないように指導しているところもあります。(赤ちゃんの生育状態は年齢だけではわからないためです。1歳1日になったらよいかといわれたらノーと言えませんか?)
はちみつのレシピや種類
はちみつには様々なレシピや種類があるため、ダイエット的観点からコメントを述べます。
・マヌカハニー
ニュージーランド原産の特別な蜂蜜のことで、ピロリ菌や大腸菌、口内炎や歯周病、がん予防に効くといわれています。
値段も普通の蜂蜜よりも数倍以上高く、5000円程度します。
蜂蜜の強力版といったところでしょうか。
ただ、これには特出してダイエットに良い効果は期待できないので、ダイエットを成功しつつ体調管理にも使う場合なら◎です。
・はちみつレモン
はちみつの殺菌効果とレモンのビタミンCがのどの痛みや疲れに効くといわれています。
ダイエット的には「はちみつレモン」というサントリーのジュースを思い浮かべてしまいますが、そちらには喉の痛みに作用するかは確証はありません。
・大根はちみつ
風邪の症状によく効くといわれている大根はちみつ漬けはダイエット的には食欲旺盛になりそう・・・というのが感想です。
大根の消化酵素は肉の消化を助けることが有名ですが、消化を助けるということはすぐにお腹が減るということです。
大根はちみつを食べる場合は食事の間近ではなく、単体として摂取する方がダイエットとしてはお勧めです。
はちみつの食べ過ぎによる弊害について
スーパーフードにも含まれるようになったはちみつには、高い美容効果や健康効果があり幅広い人から注目されています。
特に非加熱のものやマヌカハニーなどは、食べていると免疫力アップやデトックスに効果的とされています。
ただし、はちみつの食べ過ぎにはリスクもあるので注意しましょう。
体に良い成分が含まれてはいるものの、糖分の塊であることには変わりありません。
そのため、大量に食べていると糖質過多となり、ダイエットに影響が出る可能性があります。
また、膵臓にも負担をかけることになり、終いには糖尿病予備群に入ってしまうかもしれません。
脅す訳ではありませんが、はちみつの食べ過ぎにはこうした恐れがあることも覚えておいてくださいね。
最後に(はちみつのダイエットに関するまとめ)
はちみつは上白糖に比べて低カロリーですが、知らず知らずの内の大量に使っていたりして摂取カロリーオーバーになってしまいダイエットに向きません。
私はあの独特の甘さが正直苦手で、ダイエットとして使っていても舌触りを消すために余計に多くのものを食べてしまって太ってしまいました。
ダイエット中は自分が嫌いな食べ物を食べているだけでストレスになります。
ストレスは他の食事のドカ食いを誘発し、終いにはリバウンドを招く恐ろしいものです。
そのストレスを感じないためにも私が成功した自分の好きなものを選んでもやせる方法を身に付けていただけたらと思います。
あなたのダイエットが最後のダイエットになりますようにお祈りしています。