ホルモンのカロリー
ホルモンは部位にもよりますが、調味料込みで100gあたり約200kcal前後と焼肉(和牛カルビ517kcal)に比べて低カロリーです。
でも、そんな低カロリーなホルモンを食べた翌日に体重が増えていたなんて経験はありませんか?
太っていた頃低カロリーだからと脂質の高い焼肉よりもホルモンを選んだ結果、香辛料やにんにくが多く使われていてどんどん食欲旺盛になった経験があります。
食欲が旺盛になるとその食欲を我慢するということがとても辛くストレスが大きくなるためダイエットには不向きです。
それらを踏まえて今回は太っていた時の食べ方・やせた後の食べ方や太る理由、食べる場合の工夫などご紹介します。
太っていた時のホルモンの食べ方
私も太っていた時は高カロリーで高脂質なシロ、大腸よりもナンコツやハツの方が低カロリーでダイエットに良いと思っていました。
しかし、ホルモンは内臓(もつ)であるため、にんにくや香辛料を多く使うため、食べているとどんどん食欲旺盛になってしまいます。
しかもその食欲を抑えるのはかなりイライラしてしまい、もっとご飯が食べたい、もっと肉が食べたい・・・という葛藤と戦っていました。
やせた後のホルモンの食べ方
やせた後はホルモンで我慢せずに積極的に大腸、あるいはもっと脂質が多そうなカルビなどを食べて満足度と腹持ちを上げるとストレスは軽くなり、食べたい衝動も抑えられるように!
ただ焼肉自体は高カロリーなため、焼肉を食べる前後の食事は節制するメリハリが大事です。
何か美味しいものを食べられるというご褒美はダイエットのモチベーションも高めてくれストレスなくやせることが可能になります。
ホルモンで太る理由
ホルモンは香辛料やにんにく、濃い味付けが多く食欲が増進してしまうからです。
特に、あっさり系のホルモンには薬味が多く使われていることが多いですよね。
食欲旺盛になると食べる前よりも食べることを我慢するのがつらくなり、ストレスを感じます。
そのストレスのせいで我慢の連続になり、いつかはドカ食いの原因になりリバウンドをしてしまいます。
ホルモンを食べる場合の工夫
ホルモンの中でも高カロリーな牛肉(第四胃ギャラ)、牛・豚ともに大腸・小腸が高カロリーなので少量でも我慢できると思います。
また必ずご飯は用意せずに食べた方が、ご飯を食べたいという欲望を抑えることができます。
また、案外タンはカロリーが高く、大腸・小腸とそこまで変わりません。
(参考:牛の場合にタンは269kcal、大腸は162kcal、小腸は287kcal)
ですので、脂が好きな方はせっかくホルモン焼き屋にいったのでタンよりも腸を選んだたほうが腹持ちも満足感も高く、1日の摂取カロリーを抑えるのに役に立ちます。
ホルモン焼きの種類
ホルモンの語源は関西弁の「ほおるもん」(捨てるもの)とする説が多いですが、現在では活動を調整する生理的物質の総称の「ホルモン」にあやかってつけた説が有力なようです。
それではホルモンの種類とカロリー(すべて100g)、ダイエット的解説をご紹介します。
- 牛肉ホルモンのカロリー
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・大腸 162kcal
・小腸 287kcal
・心臓/ハツ 142kcal
・子宮/こぶくろ 106kcal
・第一胃 ミノ 182kcal
・第二胃 ハチノス 200kcal
・第三胃 センマイ 62kcal
・第四胃 ギャラ 329kcal
・舌/タン 269kcal
・肝臓/レバー 132kcal
牛肉の場合はギャラが高カロリーなので、ホルモン焼き屋ではギャラを注文すると良いでしょう。
- 豚肉ホルモンのカロリー
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・大腸 179kcal
・小腸/ひも 171kcal
・心臓/ハツ 135kcal
・肝臓/レバー 128kcal
・胃/かつ 121kcal
・子宮/こぶくろ 70kcal
・軟骨 231kcal
・舌/たん 221kcal
豚肉は牛肉に比べて全体的に低カロリーになりますが、満足度が低いため大量に食べなければ満足できません。
また臭みも体感ですが、豚の方が強いためにんにくや香辛料が多く使われていると思います。
総括:ホルモンのカロリーとダイエットについて
ホルモンの中でも腸よりもハツやナンコツなどが低カロリーですが、ニンニクや香辛料が多く使われて食欲が増すためダイエットにお勧めできません。
もしも食べる場合はご飯を必ず注文せずに、少量でも満足できるように高カロリーな大腸あるいは焼肉のカルビなどを選びましょう。