牛肉のカロリー
牛肉のカロリーは種類にもよりますが、カルビ(和牛肩バラ肉)100gで517kcalと高カロリーです。
ビーフシチューのとき脂質をカットしようと牛肉シチュー用やバラ肉を我慢して、カロリーセーブできる赤身肉を選んでませんか?
しかし、15kg痩せた経験上、高脂質な霜降りや牛肩ロースを選ぶとダイエットできることも。
今回は牛肉がダイエット向きな理由とやせる食べ方、部位別カロリーと他の肉との比較、牛肉のレシピや牛肉の成分と栄養についてご紹介します。
やせた今だからわかる牛肉に関する話
私はあえて高カロリーな霜降りの牛肉を選んでも、他の食事や間食を抑えることで15kgのダイエットに成功しました。
その経験から、霜降りが食べたい(例えばいただきものなどで)のに赤身肉や魚で我慢すると、ストレスを与えることになると学びました。
ストレス解消のために赤身肉だとヘルシーだからと変な言い訳を付けて大量に食べて、結局やせないどころか太ってしまったことがあります。
牛肉がダイエット向きな理由
牛肉の脂質が多い部位は高カロリーですが、高脂質なため腹持ちが抜群に良いからです。
腹持ちが良いということは、若干胃もたれ気味になって次の食事や間食を自然と軽くできるようになります。
牛肉の中でも高カロリー高脂質なハラミや和牛カルビをおなかいっぱい食べれば、しばらくは次の食事が欲しいとは思わなくなりますよね。
やせる牛肉の食べ方
牛肉を食べる場合は赤身の肉よりも皮下脂肪の入った霜降り肉の方が腹持ちが上がり少量で満足できるためおすすめです。
また霜降り肉は高価であるということもあって、ゆっくりと味わって食べるため少量でも満足できます。
そして、脂質が多いとろけるビーフシチューなど、いかにも太りそうな食材を食べればストレス解消にも繋がります。
牛肉(和牛)の部位別カロリー(各100g)
- 肩、脂身付は286kcal
- 肩、皮下脂肪なしは265kcal
- 肩ロース脂身付は411kcal
- 肩ロース皮下脂肪なしは403kcal
- バラ517kcal
- もも脂身付は246kcal
- もも皮下脂肪なしは220kcal
国産牛肉の中でも和牛のカロリーをまとめてみると、脂肪なしよりも脂肪付きのものがおすすめだと言えます。
その方が断然、腹持ちが上がり一日の食事の量が必然的に少なくなるからです。
輸入牛の部位別カロリー(各100g)
- 肩は180kcal
- 肩赤身は130kcal
- 肩ロースは240kcal
- 肩ロース赤身は173kcal
- リブロースは263kcal
- リブロース赤身は174kcal
- サーロインは298kcal
- サーロイン赤身は136kcal
- ももは182kcal
- もも赤身は140kcal
- 外ももは215kcal
- ヒレは133kcal
和牛肉に比べて脂質が少なく、全体的に低カロリーな輸入牛といえばオーストラリア産などが思い浮かぶかもしれませんね。
ヒレや赤身などなら、いかにもやせそうな牛肉の部位と思い込み食べ過ぎてしまう恐れがあるので、食べる場合は内ももなどでカロリーよりも脂質を増やすよう気にしてみましょう。
他の肉のカロリー(各100g)
参考までに他の肉のカロリーを記載します。
- 鶏もも肉(皮付き)200kcal
- 鶏もも肉(皮なし)116kcal
- 鶏むね肉(皮付き)191kcal
- 鶏むね肉(皮なし)108kcal
- 豚バラ肉(脂身付き)386kcal
- 豚ロース肉(脂身付き)263kcal
- 豚肩ロース肉(脂身付き)253kcal
- 豚もも肉(脂身付き)183kcal
- 豚ヒレ肉115kcal
このように、鶏肉や豚肉よりも牛肉の方がカロリーは高いものが多いです。
いかにも鶏肉や豚ヒレ肉は低カロリーそうですが、その過信がドカ食いにつながるので気を付けましょう。
その点を踏まえるとから揚げならば鶏もも肉を、とんかつならばロースとんかつを選択すると少量でも満足でき、ご飯の量を減らせることができます。
牛肉のレシピ
ダイエットに使える肉料理のひとつ、お勧めの牛丼の材料は牛肉(うす切り)300g、玉ねぎ1個、砂糖大さじ2、醤油・酒・みりん各大さじ3、だし汁1cupです。
作り方は玉ネギを5mmほどの厚さに切り、鍋に少量の油で牛肉を炒め(赤身が残るくらい)砂糖を絡めながら30秒炒めます。
次に玉ネギを加えて30秒炒め、あとは他の調味料を加え、5分ほど煮込んだら出来上がり。
あとはご飯の上に乗せて食べるだけですが、ご飯は出来るだけ少なくし牛丼の頭だけで満腹にするくらいがちょうどいいです。
その他にも、牛肉と野菜をたっぷり使ったダイエット料理ならさまざまな味付けで楽しむことができるでしょう。
牛肉を使ったダイエットメニューのレシピは検索するといろいろ出てきますので、お好みを見つけてみてください。
牛肉の成分と栄養は?
牛肉の成分はほとんどが脂質で、タンパク質は全体の2割ほどとカロリーの割りに栄養素は比較的少ないです。
ただ栄養的にはビタミンK,E,B12,B6,B2など、ミネラルも亜鉛や鉄などが含まれてはいます。
肉類の中ではずば抜けてタンパク質が多いわけではありませんが、牛特有の脂の美味しさは満足度が高いのでダイエットでは積極的に摂るべきです。
最後に(牛肉のダイエットに関するまとめ)
牛肉は高カロリー高脂質なため、腹持ちと満足感が高くダイエットに役立ちます。
やせる食べ方としては脂質たっぷりな霜降り肉を少量食べる方法がおすすめなので、夕食に牛肉を取り入れてダイエットを続けてみてください。
ダイエット中はストレスが天敵で、我慢がライバルです。
自分の我慢(ライバル)を受け入れることが天敵(ストレス)を破ることに繋がります。
牛肉を我慢ばかりしていると食にいつまでも執着して、生活を楽しめません。
大好物の牛カルビを食べてもやせることができれば、みなさんの貴重な時間がダイエットなんかに悩むことがなくなるのではないでしょうか。