海苔の糖質量
海苔の糖質量は、焼き海苔1枚(3g)あたり0.2g、味付け海苔1枚(3g)あたり0.5gとなっています。
ご飯のお供にもぴったりの海苔は、海藻類なので糖質量は比較的少なめで、身近な食材なので取り入れやすいですよね。
だからといってたくさん食べても太ることはなく、ダイエットに影響しないと思っていませんか?
実は私自身、そう思い込んで海苔を食べていたところ、ダイエットに失敗してしまった経験があるのです。
そこで今回は、海苔の糖質量とダイエットに失敗した理由、経験から学んだ海苔の取り入れ方、海苔のGI値とおすすめレシピなどについてまとめてご説明していきます。
海苔を食べてダイエットに失敗してしまった理由
海苔は低糖質ですが、食べても満足感を得られず腹持ちが悪いからです。
確かに糖質が少ない海藻類の仲間ですが、いくらなんでも海苔だけではお腹いっぱいにさせることは難しいでしょう。
また海苔だけ食べていても口の中が渇き、ご飯が進んでしまい食べ過ぎてダイエットには不向きだと言えます。
しかも、味付け海苔になると糖質が増え、食欲も増しやすくなってしまいます。
そうして過食に走ってしまった私は、ダイエットに失敗したのでした。
海苔だから大丈夫と過信して、食べる量など基本的なことを無視してしまっていましたね。
経験から学んだ海苔の取り入れ方
そんな痛い経験をしてからは、海苔を食べる際には一緒に食べるものに注目するようになりました。
プロセスチーズ(糖質量100gあたり1.3g)やカマンベールチーズ(0.9g)などと相性が良いので、巻くなどすると美味しく食べられるでしょう。
白飯(37g)を一緒に合わせるのであればご飯茶碗半分くらいまで減らし、味付け海苔よりも焼き海苔にして、天然塩(0g)などで食べることをおすすめします。
そうすれば、糖質を少なく抑えられますし満足感も得られるはずです。
焼き海苔を食べる際には味付けを濃くしないように気をつけてくださいね。
海苔のGI値
海苔のGI値は、焼き海苔、味付け海苔ともに15ほどです。
カットわかめ(15)や昆布(17)とさほど変わらない数値となっていますね。
GI値は高い数値が70台以降、中間が40から60ほどとなっているので、海苔はかなり少ない領域に入ります。
低GI値だとインシュリン分泌も安定し、結果血糖値の安定化と体脂肪蓄積の予防につながります。
糖尿病の阻止以外にもダイエットに使えるGI値、気になる食品があったら調べてみてくださいね。
海苔のおすすめレシピ
海苔を使った低糖質おすすめレシピをご紹介します。
一辺倒になりがちな海苔の食べ方も、アレンジ次第で楽しみながら繰り返し食べることができるでしょう。
ご飯なし海苔巻き(糖質量1人分推定5g)の材料 (1人分)
- 海苔 1枚
- 卵 1個
- 具材は基本的にお好みで
- サーモン 100g前後
- きゅうり 1本
- クリームチーズ 50g
- アボカド 1/2個
- 低糖質ツナマヨ 適量
ご飯なし海苔巻きの作り方
- 好みの味付けで薄焼き卵を作る。
- 巻きたい具を海苔の長さに合わせて細長く切り、形を揃えておく。
- 巻き簾に海苔、薄焼き卵の順にのせ具を並べ、手前から具を巻くようにギュッと巻く。
- 海苔が馴染むまで巻き簾で巻いたまましばらく放置。
- 海苔の繋ぎ目を下にして完成。
恵方巻きなどにもぴったりの糖質制限レシピですね。
カットして食べる場合は、少し水に濡らした包丁で切ると切りやすいので試してみてください。
味付け海苔、韓国海苔と焼き海苔
海苔と言えば、韓国海苔も人気がありますよね。
韓国海苔の糖質は1枚(6g)あたり0.25gほどと味付け海苔と変わりありません。
ただし、焼き海苔よりは糖質はやはり多くなっていますので、食べる量には気をつけた方が良いでしょう。
韓国海苔をおやつ代わりに食べる人も少なくないようですが、パクパク食べていると簡単に量を食べられてしまいますので食べ過ぎに気をつけましょう。
まとめ:海苔の糖質は少なくて優秀だが、ダイエットに使うにはコツがある
海苔は低糖質な食材ですが、これだけ食べて痩せようとするのは危険です。
満足できない上、白米などを食べたくなって食べ過ぎにつながりやすいからです。
もしどうしても海苔を食べるなら、焼き海苔とチーズの組み合わせで楽しむようにしてみてください。
そうすれば腹持ちが良くなって、食べる量も減らすことができスムーズなダイエットを続けることができます。
味付け海苔や韓国海苔は糖質が増えているので、食べる量には気をつけてくださいね。
単なる食事制限や運動ではなく、上手に食べて痩せるのがこれからの正しいダイエット方法になります。
不健康に痩せても老けてみえ、リバウンドするどころか病気になる可能性も出てくるなど、メリットはあまりないのです。
あなたもダイエットに取り組むのであれば、美味しく海苔も食べながらバランスの取れた食事とともに原料に励んでいきましょう。