唐揚げのカロリー
から揚げ(鶏肉)のカロリーは1個で約70kcal、四個で286kcalと高カロリーです。
唐揚げをダイエット中食べるなら、むね肉や高野豆腐で調理すれば太らない食べ方ができると思っていませんか?
実は、15kg痩せた経験から高脂質な鶏ももの方がやせることも。
今回はから揚げがダイエット向きな理由とやせる食べ方、他のから揚げのカロリーやから揚げのレシピなどをご紹介します。
唐揚げがダイエット向きな理由
唐揚げ(特に鶏もも肉)は高脂質なため腹持ちが抜群に良いからです。
腹持ちが良いと間食が減り次の食事が少なくなるため1日の摂取カロリーから考えてもダイエット中でも食べられます。
また唐揚げのような揚げ物を食べているという満足感はダイエット中のストレスを軽減するのに役立ちます。
やせる唐揚げの食べ方
唐揚げを食べる場合は定食などにせず、から揚げのみを食べることをおすすめします。
味付けが濃い唐揚げだとご飯が進みすぎてしまい、高カロリーになり腹持ちが悪くなるので太る危険が高まります。
また少量の唐揚げで満足するためにマヨネーズをつけて食べる方法もお勧めで、これなら毎日食べることも可能でしょう。
唐揚げとご飯の組み合わせは最高だが太る
脂質が多めの鶏もも肉で作った唐揚げだけで食事が終われば良いのですが、溢れんばかりの肉汁と下味が効いたから揚げと一緒にご飯も欲しくなりませんか?
僕のダイエット法では肉のような高脂質なものだけを食べることがおすすめですが、ご飯と一緒にから揚げをほお張るのが至福の時だという人もいることでしょう。
しかし、先ほども述べたように唐揚げ定食などで糖質(炭水化物)が増えると、ますますハイカロリー+腹持ちが悪い食事なる悪循環に。
「唐揚げの量は少しにして、ご飯でお腹を満たした方がやせるだろう・・・」
「鶏もも肉の唐揚げでは太るから、高野豆腐や鶏むね肉を使った唐揚げで我慢しよう・・・」
という我慢や思い込みはストレスの元凶で、ダイエット失敗の原因になります。
僕自身も太っていた頃はこの我慢や思い込みのせいで過度なストレス状態になり、少しやせるとドカ食いをするというリバウンドありきのダイエット生活になっていました。
鶏のから揚げ以外のカロリー
- たこのから揚げは100g164kcal
- かれいのから揚げは一人前225kcal
- 高野豆腐のから揚げは一人前約180kcal
- ささみのから揚げは一人前115kcal
- ごぼうのから揚げは一人前118kcal
高野豆腐は鶏のから揚げよりもカロリーカットできるのでダイエット中のもどき食品として有名ですが、若鶏の唐揚げとそれほどカロリーは変わりません。
高野豆腐、ささみ、ごぼうなどヘルシーそうに見える唐揚げならダイエットできそうと思われるかもしれませんが、意外と高カロリーなので、何個食べても良いなんて思い込みはやめましょう。
個人的にお勧めなのはたこのから揚げで、これだとずっと噛んでいられるので満足度が高いです。
各社の唐揚げ比較
- セブンイレブンのから揚げは1個83kcal
- ファミマのファミから(しお味)は1個推定82kcal(1袋411kcal)
- 味の素の冷凍から揚げは1個推定47kcal(100g199kcal)
この中でオススメなのはコンビニのずっしりと重い唐揚げで少量でも満足できます。
冷凍の唐揚げは六個食べても比較的低カロリーですが、大きさが小さいため満足度と腹持ちが悪いためお勧めできません。
から揚げのレシピ
塩から揚げの材料は鶏もも肉2枚(600g程)、片栗粉大さじ6、揚げ油適量、味付けに酒大さじ1、塩小さじ1、砂糖小さじ1、こしょう少々、おろしにんにく・おろし生姜適量です。
作り方は鶏もも肉を一口大に切りボウルに調味料と加えて手で揉み込み、10分以上置きます。
ボウルに片栗粉と混ぜ合わせ、熱した揚げ油で揚げれば出来上がり。
チューリップのから揚げとは?
手羽元の先にはさみを入れて身を骨からはがすように丸めたチューリップ型のから揚げのこと。
以前は手羽元が一番手頃な値段だったためよく利用されたらしいですが、現在ではおもてなしなど見た目を華やかにするときくらいしかお目にかかりません。
ただチューリップのから揚げは1本で90kcalでゆっくり食べられるのでダイエットにお勧めです。
唐揚げの食べ過ぎによる弊害について
唐揚げの食べ過ぎは揚げ油や肉といった脂質の摂りすぎに繋がり、食べた直後は消化しきれずに下痢や腹痛になる可能性もあり、慢性化した食べ過ぎですと肥満や動脈硬化から生活習慣病を引き起こす可能性が高くなります。
いくら唐揚げがダイエット向きと口コミでも有名であるとはいえ、過剰に食べ過ぎるのはやめておきましょう。
1日に1人前(5〜6個)までに抑えておくようにしたいものですね。
また、妊娠中は栄養の偏りから胎児への影響、肥満などになる可能性もありますので唐揚げばかり食べるのはおすすめしません。
子どもの大好きなメニューでもある唐揚げですが、野菜も一緒に食べるなどバランスを考えてあげてくださいね。
そして幼児期のお子さんにありがちな唐揚げばかりを食べ過ぎるという食習慣も心配にはなりますが、集団生活に馴染んでいくと食育もあるのでそれほど深刻にならないでも大丈夫だと思います。
ただ毎食唐揚げなんていうのはさすがに栄養バランスが気になるので気を付けるようにしましょう。
最後に(唐揚げのダイエットに関するまとめ)
唐揚げは高カロリー高脂質で腹持ちが良いため、サラダなんかよりもダイエット向きです。
ただ食べる場合は味付けの濃さだけには気を付けて、ご飯はなるべく食べないようにしましょう。
鶏以外にもたこや高野豆腐など様々なバリエーションがあるので、ケトン体ダイエットにも唐揚げはうまく取り入れられ、より一層楽しいダイエット生活が送れるでしょう。
ダイエットにおいて、一番の天敵はカロリーよりもストレスです。
ストレスフリーにするためには自分の満足度の高い食事を心がけるようにした方がダイエットの近道になりますよ。