パイナップルのカロリー
パイナップル(パインナップル)のカロリーは1cmの厚さ(輪切り)で約40kcal、カットフルーツの量で100kcalほどです。
パイナップルは低カロリーで食物繊維が豊富でもダイエット向きではない果物です。
今回はパイナップルがダイエットに向かないわけと缶詰のカロリー、パイナップルの成分と栄養についてご紹介します。
パイナップルがダイエットに向かないわけ
パイナップルには肉を柔らかくする消化酵素の「プロテアーゼ」というものが多く含まれています。
この消化酵素の作用でたんぱく質の分解を早めるため、せっかく腹持ちが良い食事をしてもすぐに空腹になるからです。
空腹になれば食べずにはいられませんよね?もしくは我慢してストレスが溜まる一方です。
デザートを食べるのであれば桃などがいいと思います。
パイナップルの缶詰のカロリーは?
パイナップルの缶詰はカットパインのおよそ1.6倍のカロリーで100gで84kcal、大きめ缶詰で374kcalです。
ちなみに「はごろもフーズ」の「朝からフルーツパイン」は96kcal、「パインアップル5」は374kcalでものによってカロリーにばらつきが見られます。
パイナップルを食べるなら時間に注意
ダイエットに効果的なパイナップルの食べ方は、朝よりも夜に食べることです。
たんぱく質の消化を助けてしまうプロテアーゼを摂取することで夕食の消化を早めてくれる効果が期待できます。
酢豚やフルーツピザ、パイナップルチャーハンなどを取り入れてみましょう。
朝食にヨーグルトとパイナップルを一緒に食べるのはすぐにおなかが減ってしまうのでNGな食べ方。
ヨーグルトを朝食にしたい時には水切りヨーグルトを食べるとチーズのような食感で満足感がアップしますよ。
パイナップルの成分と栄養は?
パイナップルは前述通り肉を柔らかくする作用を持つ「ブロメライン(プロテアーゼ)」を多く含み、食物繊維やビタミンCが豊富です。
また未熟な果実にはシュウ酸カルシウムの針状結晶が含まれ、それとプロテアーゼが口の中を傷つけ痒くなったりする可能性もあります。
総括:パイナップルのカロリーとダイエットについて
たんぱく質を分解する作用のある消化酵素を多く含むパイナップルはダイエット中に摂った貴重な肉類の腹持ちを下げるためオススメできません。
もしも食べる場合は腹持ちの関係上、時間に気をつけましょう。
また口の中が荒れる危険もあるため、美味しく食事をしたい方は食べない方が良いでしょう。
(あえて口の中を痒くして食欲を抑えるという荒療治もありますが・・・。)