ささみのカロリー
ダイエット中の肉といったらささみといわれるくらい、筋肉のために欠かせないたんぱく質が豊富に含まれているささみはやせそうな気がします。
確かにささみのカロリーは1本で60kcal、100gでも105kcalと低カロリーな食材です。
しかし15kg痩せた経験からささみはヘルシーだから大丈夫という思い込みのせいでダイエットに向きません。
今回はささみが太る理由とささみの栄養や糖質、コレステロールなどについてご紹介します。
ささみが太る理由
ささみは脂質が少なく、ぱさぱさした食感で味気なく、腹持ちが悪いからです。
他の鶏肉の部位と比べても脂質が少ないとすぐにお腹が減ってしまい、次の食事が多くなってしまいます。
そしてささみは低カロリーだから大丈夫という思い込みのせいで食べ過ぎてしまい摂取カロリーが増えて太るのです。
やせた後のささみの食べ方
ささみを食べる場合はあえてささみチーズフライなどにして少量でも満足できるようにしましょう。
なぜならばささみは他の鶏肉に比べ、脂質が少ないので満足度と腹持ちに欠けるからです。
またフライにするとささみ独特のパサパサ感が抑えられるのでお勧めです。
ささみの糖質は?
糖質制限ダイエットを行っている人は特に気になる食材の糖質量ですが、ささみをはじめとして鶏もも、鶏むねでも100gあたり0.1gしか含まれていません。
これはほぼ含まれていないということになります。
それだったら、多少カロリーが上がっても鶏もも肉を食べた方が少量で満足できるため、ダイエットにもお財布にも優しいということになりますね。
ささみの成分と栄養は?
ささみの成分はタンパク質が多く、全体の1/4がタンパク質、脂質は0.3g程度。
豚バラは脂質が34gとささみの1/100で数値で見ると腹持ちしないことが改めて分かります。
そういえば僕のダイエット方法を知っているOLの知り合いの方もファミレスでつくねランチ食べたけど夜までもたないって嘆いてましたね。かき揚げ丼はすごい満腹感があって夜まで持つので仕事に集中出来るそうです。
ちょっとダイエットとは関係がないのですが、調べてみると色々な栄養がありますね。
栄養価もビタミンB6,K,B1,B2が含まれていて、ミネラルもカリウム、セレン、モリブデンなどが含まれており、機会がありましたら栄養とダイエットの関係性を調べてみたいと思います。
ささみのコレステロール
ささみに含まれるコレステロールは100gあたり67mgと卵黄(100g1400mg)と比べればかなり低い数値になることがお分かりいただけると思います。
ただ食物から摂るコレステロールは現在では見解が変わってきているので必ずしも、コレステロールが高い食材が悪というわけではないそうです。
ささみチーズフライのレシピ
ささみチーズフライの材料(2人分)は鶏ささみ4本、スライスチーズ2枚、大葉4枚、塩コショウ適量とフライの用パン粉、卵、小麦粉だけ。
作り方はささみを筋切りして半分に開き、塩コショウを振り、その上に半分にした大葉を置きます。
スライスチーズを4等分に切り、その内の2枚を大葉の上に置き、上半分のささみをチーズと大葉が出ないように折ります。
あとはフライの衣をつけて170℃で4~5分揚げれば出来上がり。
ささみの茹で方
パサパサになりにくい茹で方は、筋を取ったあとたっぷりの沸騰した水に入れ、火を止めて5分ほど放置するやり方。
サラダに乗せたりやあえてマヨネーズと和えたりすると美味しく食べられます。
ささみの食べ過ぎによる弊害について
ダイエットの定番食材として認識されはじめているささみは、良質なたんぱく源のひとつです。
ただし、食べ過ぎは逆に弊害となることもあります。
ささみばかり食べていては栄養が偏るという点はもちろんですが、たんぱく質の過剰摂取になる点が見過ごされがちです。
たんぱく質は筋肉になるだけでなく体内で余剰な分は体脂肪として蓄積されてしまったり、ささみばかりを食べると体臭がきつくなるといったこともあり得ます。
適度なささみの摂取はダイエットに良い効果をもたらしますが、食べ過ぎはリバウンドに繋がる恐れがあるということを覚えておきましょう。
他の鶏肉のカロリー
ちなみに鶏もも肉(皮付)は100g200kcal、(皮なし)116kcal、鶏むね肉(皮付)191kcal、(皮なし)108kcalです。
ささみに比べると高カロリーに感じますが、鶏もも肉は脂が多いため満足度と腹持ちが高いため少量でも満足できるという利点があります。
離乳食にささみ
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは徐々に食べられるものを増やしていき、初めて使うお肉としてささみが選ばれます。
あまりアレルギーの出ない肉だからといっても、アレルギーは個々で全く違うため過信は禁物です。
また、食べ過ぎるとアレルギー症状が出やすくなるため徐々に量を増やしていき、毎日のように使用しないと良いでしょう。
ここまでの総括:ささみのカロリー・成分とダイエットについて
ささみは低カロリーですが、ヘルシーそうという思い込みで食べ過ぎて太る危険があります。
もしも食べる場合はささみフライにして食べるようにすると少量でも満足できます。
また、ささみをはじめとする鶏肉は生や生焼けだと食中毒が起こる可能性があるので食後に腹痛を感じた場合は病院に行くのを忘れないようにしてください。