ダイエットに良いとされる砂肝!でも実はダイエットには不向きだった
砂肝のカロリーは、5個ほど(89g)で84kcal = 1個で18kcal、焼き鳥の1串だと全部で1.5個をスライスした状態で串に刺さった状態なので、大体27から30kcalくらいです。
しかし、そんな低カロリーな砂肝ですが、ダイエットにはあまり向いていません。
本記事では、砂肝のカロリーと砂肝で太る理由、工夫してダイエットに活かすメニューを紹介します。
砂肝の味をつける食べ方とカロリー
砂肝は食感・匂いに癖があるため味をつけて食べる食べ方と、食感・匂いを味わうために何もつけないタイプの食べ方の2つに分類されると思います。
前者はコンビニ、チェーン居酒屋、街の中華屋の安い1皿メニューなどでよく見るタイプで、例えばセブンイレブンの砂肝黒コショウ焼き1人前130kcal-150kcal程度で豚肉よりは少ないものの普通に砂肝を食べるよりは大幅アップになっていますね。
後者は個人的にダイエット関係なく好きな食べ方で、レンジでチンするだけ、焼き鳥屋で見るような焼いて塩をかけるだけといったタイプになるかと思います。
焼き鳥の砂肝(塩)では1個の砂肝はおおよそ27kcalなので、2本食べても54kcalとかなりカロリーも抑えられタレのかかったタイプよりもかなり抑えられていることがわかります。
砂肝が太る理由は、ご飯が・・・
さきほど申し上げた1つ目の食べ方の方が主流で世の中にあるレシピは濃い味付けでいっぱいです。
ついつい、ご飯をおかわり・・・なんていう状況になってしまったらダイエットをしている身としては大変な事態です。
さらに、砂肝の臭みを消すために下味ににんにくやショウガが使われています。
いくら砂肝が低カロリーだからといっても、濃い味付けでご飯やお酒が進むようではダイエットとしては成り立ちません。
同じ鶏肉を使うのであれば、できるだけもも肉などの方が少量で済むためカロリーを抑えて痩せる事ができます。
太っていた頃の砂肝の食べ方
私が太っていた頃は砂肝が低カロリーだと知るとあの食感のおかげで食べ応えがあってやせそう!とすぐにダイエットに取り入れていました。
鶏もも肉(100g200kcal)に比べれば、低カロリーな砂肝を食べた方が摂取カロリーを抑えられると思ったからです。
しかし、実際には塩気の強い味付けやにんにくや唐辛子の香辛料のせいで食欲が増し、低カロリーだからとご飯などの量をそれほど気にも留めずに太ってしまったのです。
やせた後の鶏肉と砂肝の食べ方
私はあえて鶏肉であれば砂肝よりもモモ肉・調理方法は唐揚げといった高カロリー食品で満腹感を長続きさせ、他の食事や間食を無理なく節制するという方法で15kgのダイエットに成功しています。
その経験から、低カロリー食品を選ぶと他の食品に対するカロリー管理が緩くなるということです。
砂肝をわざわざ選ぶくらいなら、鶏もも肉をガッツリと高カロリーな唐揚げなどにして食べてしまいます。
砂肝の糖質
砂肝に含まれる糖質量はゼロで、全く糖質が含まれていないことになります。
糖質制限ダイエットにも使える食材であると言えますね。
ただし、食べ過ぎには注意しないと意味がないので、調味料や味付けには気をつけましょう。
塩もカロリーも抑えた砂肝レシピ
作り方は以下です。
- お皿に砂肝を盛る(盛る前に砂肝に隠し包丁を入れ、酒につけておくと適度に柔らかくなる。面倒だったら省いてもOK)
- 盛ったお皿にラップをする
- レンジでチンをする(加熱時間は量にもよるので適度に調整する)
- キャベツの上に砂肝を盛り付ける
- レモンを砂肝とキャベツにかけて出来上がり(多少の塩は調整してもOK)
この料理は調理する際に油を使っていないので、摂取カロリーを最低限まで抑えることができるのでとてもオススメです。
レンジでチンの調理方法だと加熱の具合が分からない人は、鍋で砂肝とキャベツを一緒にゆでる方法も悪くはありません。
また、砂肝と野菜を一緒に食べることによって野菜がコレステロールを下げる効果があるので、砂肝の高コレステロールを抑えることができます。
食べすぎ禁物!砂肝はコレステロールの塊
低カロリーだからといってたくさんの砂肝を食べ過ぎるとコレステロールが溜まってしまい脂質異常症などになってしまいます。
コレステロールが高めの人は一日300mg以内の抑えるよう指導されるので、コレステロールが気になる人は食べるときには注意が必要です。
また元々太めの人は、コレステロールのバランスを崩しやすいので気をつけておきましょう。
カロリーが低いからと単品ダイエットをオススメしない理由
ダイエットにおいて、単品ダイエットほど危険なものはありません。
いくら緻密にカロリー計算されていたとしても、単品ダイエットでは栄養が偏ってしまい不測の事態を招く恐れがあるからです。
砂肝が低カロリーでも、コレステロールが高いことを忘れずに食べましょう。
ダイエット中は食に関して神経質にならなくてもよい
ダイエット中はいい意味で食に関して神経質にならないことが大切です。
○○の食材が体にいいからそれだけを食べ続けることや○○の食材はコレステロールが高いから極力避けるということではなく、食生活はバランスが大事です。
何でも食べ過ぎては太ることを念頭に置いてくださいね。
ある意味、食事に関してはフリーな気持ちで食べるようにすると心も変な重圧を受けず、食事が楽しくなるものです。