納豆のカロリー
納豆のカロリーは3連パックになっているもので、一パックあたり80kcal~100kcalとなります。
納豆ならば、ダイエット中の貴重なたんぱく質源になりますし、テレビで取り上げられるほど注目の健康食材という思い込みから、頻繁に食べたくなるかもしれません。
しかし、実際は納豆ご飯では一杯で約350kcalほどになり、これはポテトチップス1袋と変わらない上、ついついお代わりしてしまいたくもなりますよね。
ですので、15kg痩せた経験から、あっという間に食べられてしまう納豆は太る可能性があると思います。
今回は、私自身が納豆を食べて太ったと感じた理由や納豆を食べる場合の工夫、納豆の糖質、塩分や便秘の関係についてご紹介します。
やせたからわかる納豆の話
私はあえて高カロリーなピザやポテトチップス、豚バラ肉などを食べても、他の食事や間食を苦痛なく抑えることで15kgのダイエットに成功しました。
その経験から納豆といういかにも健康的そうな食べ物を、ダイエット目的で毎日食べると太る可能性があるということに気付きました。
納豆が健康にいいからと知らず知らずのうちに食べ過ぎていたんですよね・・・。
納豆で太った理由
実際に私は納豆のあのネバネバした形状のせいで、よく噛まずに飲み込んで食べるため、摂取カロリーのわりに満足感が得られない食べ方を続けていました。
しかし私のかけこむように食べる納豆では、満腹感を得られずに腹持ちもよくないのでついつい間食に走ってしまいます。
さらに、太らないと思い込み、1日に何度も納豆のみを食べてダイエットしようとしていたんですね。
ポテチは1日に2袋も食べることはないと思いますが、カロリーだけで見ると納豆ご飯なら2杯食べれば同レベル・・・。
もし、飲み込みやすい納豆を一粒一粒味わうことができる精神力があれば、どんなダイエットのやり方でも成功するのではと今では思います。
やせた後の納豆の食べ方
私はあえて高カロリーな豚バラ肉やカルビを選んでも痩せることができてから、納豆はどうしても食べなければいけないとき以外食べません。
そして万が一納豆を食べる場合も、ダイエット中ならおかずに可能ならばカロリー高いと思われるカルビを使用したり、お金がなかったらバターをごはんに乗せてから納豆を食べています。
その方が腹持ちが良くなるので、満腹感が続いて次の食事を軽くできダイエット中でも納豆が食べられるのでオススメですよ。
納豆の栄養
納豆はたんぱく質やビタミンB2、ビタミンE、カリウムやカルシウムといった様々な栄養素が含まれています。
その他、納豆には血中コレステロールも下げる作用があるとされ、大変ヘルシーなダイエット食材として口コミでも注目を浴びています。
ただし、ヘルシーな食材とやせる食材は全く別物ですので、食べ過ぎに注意です。
納豆と便秘の関係
また納豆1パックには2.68gの食物繊維が含まれています。
食物繊維は一日に17~19g摂取することを推奨していますが、摂りすぎると逆に排出がうまくいかずに便秘になる可能性があるので気を付けましょう。
オリーブオイル納豆ダイエットといって、納豆とオリーブオイルを一緒に食べる方法がありますが、油分は適度に摂ると便の排泄を促すことができるので、便利ですね。
納豆の糖質は?
市販の納豆(45g)と付属されているタレを合わせた糖質量はおよそ3.7gです。
たんぱく質が豊富といわれるだけあってやはり糖質量は少なくなっていきます。
ダイエット食材として納豆がライザップでも認められているのも納得できますよね。
ただ、納豆は単体で食べるよりもご飯と一緒のことが多く、その場合はご飯の糖質もしっかりと考えておかなければなりません。(今までダイエットをしてきてやっぱり糖質は控えめの方が確実に痩せると実感しています。)
そして私の経験上、納豆ご飯だとすぐに空腹を感じていたので、ダイエット中はできるだけ脂質を増やしたメニューがお勧めです。
納豆の単体の糖質でも2.6g、たんぱく質は7.3g含まれていることが画像で確認できるかと思います。
納豆の塩分
納豆自体には塩分はほぼ含まれていませんが、タレや醤油をかけると1パック分で1g前後の塩分を摂取することになります。
過剰な調味料は動脈硬化や高血圧症の原因になるばかりでなく、食欲増進の効果もあるためほどほどの味付けをお勧めします。
実体験から、しょっぱすぎる納豆だとつい、白米をお代わりしてしまった経験があるので納豆単体で食べるか肉などの腹持ちする食材と合わせると良いでしょう。(その時も塩分には注意です。)
納豆の脂質
納豆には1パック(50g)あたり5gほどの脂質が含まれています。
木綿豆腐で4g、絹ごし豆腐で3gなので比べると脂質が多いことがわかります。
何パックも食べられてしまう納豆ですが、あまり大量に食べ過ぎることはおすすめできません。
納豆と鶏肉なんかも料理しやすい組み合わせですが、ダイエットのためにとこればかりになると過剰摂取で危険ですよ。
納豆の食べ過ぎによる弊害について
納豆の食べ過ぎは脂質量の多さという理由の他に、ダイエット的にも健康的にもおすすめできない理由があります。
それは大豆イソフラボンの含有量に関係があります。
納豆は1パックあたり36mgのイソフラボンが含まれており、豆腐(一丁で80mg)と比べると少ないもののしっかりと入っていることがわかります。
大豆イソフラボンは女性ホルモンの調整作用があるため更年期障害に良いと言われますが、それでも食べ過ぎは逆にホルモンバランスや甲状腺に影響を与えかねないとされています。
何事もバランスが大切だということを念頭において、上手にダイエットに取り組みたいですね。
最後に(納豆のカロリーとダイエットに関するまとめ)
納豆は確かに栄養満点で、他のおかずとなる肉と比べれば低カロリーかもしれません。
しかし、ダイエット中の方は一日の摂取カロリーを大幅に抑えなければならず、その中で流し込むように食べる納豆では全く満足できませんでした。
私は特別に納豆が好きなわけではなかったのに、鈴木亮平などもダイエットに勧めていたし、体によさそうだからと積極的に納豆を選んで失敗しまったんですね・・・。
それだったら自分の好物の豚バラ肉やカルビを食べても痩せる方法を身に付けた方が、精神的にも健康じゃないかと感じました。(毎回食べられるかは別で。。。)
あなたも好物のアイスクリームやカルビ、ピザなどをダイエット中だからといって一生我慢することができますか。
できる自信がなければ摂取カロリーや栄養を考えた上で、自分の好物(ピザ、ラーメン)を食べてもやせる方法を身に付ける方が太る心配が減りますよ。