干し柿の糖質量
干し柿の糖質量は、100gあたり65.6gほどとかなり多いです。
生の柿なら100gあたり14.5gと少なくなりますが、ドライフルーツ化しているとやはり糖質は濃縮されて多くなってしまいます。
そんな干し柿は、食べたくても糖質制限ダイエットには向かないと思われますよね。
実は私自身のダイエット経験上、他にも干し柿がダイエットに不向きな理由があることを知りました。
このポイントがわかると、糖質以外の視点からダイエット向けの食べ物を選べ、食事制限がうまくいくようになる確率も高まります。
そこで今回は、干し柿の糖質量とダイエットに失敗してしまった理由、経験から学んだ干し柿の取り入れ方、干し柿のGI値とおすすめの食べ方などについてご紹介していきます。
干し柿の糖質を考慮してダイエットに失敗してしまった理由
干し柿は糖質が多いですし、非常に腹持ちも悪いので干し柿1粒ではなかなか満足できなかったからです。
確かに高糖質なので、旬な季節などにどうしても食べたくなったら量を減らすなど工夫をするでしょう。
しかし、腹持ち自体が悪いので少量では確実に満足できないのです。
そして、我慢しなければならないストレスが溜まり、結果どか食いして太ってしまった経験があります。
また干し柿には食物繊維が豊富で和菓子系だから洋菓子よりはマシ、というイメージも無意識的に持っていたと思います。
油断してしまった結果、残念な思いをしましたね。
経験から学んだ干し柿の取り入れ方
こうしたダイエット失敗経験から、リバウンドしないためにも干し柿の取り入れ方には注意するようになりました。
甘いものが食べたくなったら、カロリーや糖質を気にせずに食べたいものを少しだけ食べるようにしています。
ショートケーキ(糖質量100gあたり29g)やドーナツ(52g)は糖質が多いですが、脂質もしっかりと含まれているので1個食べれば腹持ちが充分高くなります。
お腹が満たされるので食事を1回分スキップできてしまうでしょう。
そうすればトータルで食べる量を減らすことになりますが、食べたいものが食べられたので心は満たされた状態になります。
ストレスを溜めずに自然と食事量を減らして、ダイエットを続けることができるでしょう。
干し柿のGI値
干し柿のGI値は、生の柿のGI値が37なのでそれ以上はあるでしょう。
レーズン(64)やドライデーツ(62)といったドライフルーツと同じくらいかもしれませんね。
かなりGI値は高くなり、つまり血糖値が上がりやすく体脂肪を蓄積しやすいということになります。
糖質制限ダイエットでは血糖値を安定させることも大切な要素ですので、高GI値の食べ物は大量には食べない方が良いでしょう。
干し柿のおすすめの食べ方
それでも干し柿が食べたいときもありますよね。
そんな時にぜひ試してほしい食べ方があります。
いつも同じような食べ方をして飽きている、という人もアレンジとして取り入れてみてほしいですね。
クリームチーズと合わせて食べる
お酒のおつまみにもぴったりのクリームチーズ(糖質量100gあたり2g)と合わせると、味がまろやかになり食べやすくなります。
お茶うけとしても大活躍のレシピをご紹介しておきます。
干し柿とクリームチーズのデザート(糖質量推定1人分8g)の材料(2人分)
- 干し柿 大きめ2個
- クリームチーズ 大さじ4
- ドライラズベリー 大さじ2
- くるみ(炒) 大きめ2個
- 白ワイン 大さじ5~6
干し柿とクリームチーズのデザートの作り方
- 干し柿のヘタを切り落とし、縦に切り込みを8分目ほどまで入れて開く。
- ラップで軽く包み、麺棒で薄く伸ばす。
- クリームチーズに白ワインを加え、柔らかく滑らかになるまでよく練る。
- 2に3のクリームチーズをのせて伸ばし、砕いたクルミとドライラズベリーを散らして巻く。
- 切り分けて完成。
焼酎につける
干し柿の美味しい食べ方として、焼酎につけたものを食べる方法が広く紹介されています。
一晩つけるだけでも充分に効果が出るようです。
焼酎であればどの種類でも問題なく、泡盛なんかでも美味しくなるようなので、自宅で実践してみると良いでしょう。
硬くなってしまった干し柿を戻す方法としても使えますね。
カビ対策としても有効な方法といわれていますので、干し柿を買ってきたら実践してみても良いかもしれません。
まとめ:干し柿は糖質量がかなり多いので避けるべき!食べたいスイーツを優先
干し柿はドライフルーツの仲間で、やはり糖質量はかなり多いです。
旬な時期には多く出回っていて、見ると食べたくなるかもしれませんが、大量に何個も食べたり常用したりするのはおすすめできません。
甘いものが食べたくなったら、素直にケーキなど洋菓子を食べる方がダイエットには効果的です。
腹持ちが良くなって食事量自体を減らす効果が得られるからです。
食べたいものを欲求に素直に従って食べることで、ストレスなくダイエットを続けられるようになります。
辛く厳しい食事制限から開放されて、気持ちよく痩せる喜びもあなたも感じてみませんか。