プルーンの糖質量
プルーンの糖質量は、生のプルーン100gあたり10.7g、1粒(約70g)あたり約7g前後、ドライプルーンで100gあたり55g、1粒(約10g)あたり約6gとかなり高めです。
生の状態だとそこまで高くないものの、ドライフルーツになるとどうしても高くなってしまいます。
食物繊維が豊富で便秘解消に良いとされるプルーンですが、ダイエットには実は不向きなのです。
かつての私もデトックスにとプルーンを食べまくっていたのですが、結局太って終わったことがあります。
そこで今回は、プルーンの糖質量とダイエットに失敗した理由、経験から学んだプルーンの食べ方、GI値やおすすめの食べ方などについてまとめてご紹介します。
プルーンの糖質を考慮してもダイエットに失敗した理由
プルーンは糖質が多いけれど、栄養価が高いため少量なら大丈夫だろうと食べていたところ、ついつい食べ過ぎてしまったからです。
健康効果が高いプルーンは、少量であればおやつに食べても影響は少ないでしょう。
しかし、2,3個では満足できず、ついつい食べ過ぎてしまい気づいたら10個以上も食べていたのでした。
そうして糖質過剰が続き、糖質のせいか食べてもすぐに空腹を感じ、太ってしまったのです。
確かに便秘は解消されましたが、逆に下し気味な日が続き体調はあまりよくありませんでしたね。
油断してしまったところ痛い目に合ってしまいました。
経験から学んだプルーンの取り入れ方
こうした経験をしてからというもの、プルーンを頻繁に食べることはしなくなりました。
体に良いという面を優先して糖質過剰になる前に、そのまま食べないように気をつけています。
ヨーグルト(糖質量100gあたり4.5g)やクラッカー(49.4g)などのトッピングとしてつけるくらいであれば、糖質量は問題ないでしょう。
ただし、クラッカーに至ってはそもそもの糖質量が多いので、糖質制限には向きません。
そうなると、やはりたくさん食べないように工夫するのが一番だと思います。
どうしても食べたくなった時や便秘が続いた時、ショートケーキ(29g)の代わりに数粒つまむのなどの取り入れ方なら、そこまで問題ないでしょう。
プルーンのGI値
プルーンのGI値は、ドライフルーツで44となっています。
りんご(34)よりは高く、ぶどう(43)と同じくらいですね。
GI値が高いとインシュリンが分泌されて血糖値が上がり、体脂肪が蓄積されていきます。
そのため高GI値な食べ物は、大量に食べるのを控えた方が無難だと言えます。
プルーンはやはり食べ過ぎには注意した方が良さそうですね。
プルーンのおすすめの食べ方
糖質制限には不向きとされるプルーンですが、上手に食べる方法はあるのでしょうか。
ヨーグルトやチーズなどのトッピングとして少量つける
実はプルーンはヨーグルトやクリームチーズ(糖質量100gあたり2g)と相性が良いです。
少し変わった食べ方に思われるかもしれませんが、一度試してみてください。
きっと美味しさを感じることができるでしょう。
スムージーの味付けとしてプラス
糖質制限ダイエット中でも使えるのは、スムージーの味付けとして使う方法です。
おすすめのスムージーレシピはこちら
アボカドスムージー(糖質量推定1人分8g)
- 小ぶりのアボカド 1個
- アーモンドミルク 400cc
- ドライプルーン 1〜2個
すべてをブレンダーに入れてミックスするだけで完成です。
朝の健康習慣としても使えておすすめです。
甘味料の代わりとして料理などに使う
少量でも自然な甘みが充分にあるプルーンは、料理に使っても美味しいです。
カレーやミートソースなどの煮込み料理や、炒め物などが良いでしょう。
人工的な甘味料は健康への影響もあり、プルーンで代用することをおすすめします。
市販されているプルーン味の商品の糖質量
代表的なプルーン味の商品の糖質量についてまとめてみます。
やさしいダイズFeプルーン 200mlあたり11.3g
ポッカサッポロ 1日分の鉄とプルーンドリンク 155mlあたり6.1g
グリコ 毎日果実プルーン&ブルーベリー 3枚あたり15.9g
こうしてみると、ドリンクもスナックも糖質はがっつり多いことがわかります。
これを食べるくらいならプルーン単体で食べたほうが良いかも、と思ってしまいますね。
まとめ:プルーンの糖質量は多いので、使い方を工夫しよう
プルーンはフルーツで、しかも乾燥させているのでどうしても糖質量が多くなっています。
そのため、食べる際には少量だけを食べて満足できるように工夫する必要があります。
スムージーに混ぜる、トッピングとして乗せる、料理に混ぜてしまうといった方法がおすすめです。
ただし、くれぐれも全体の糖質も考慮して、糖質食べ過ぎにならない範囲で食べてくださいね。
これからのダイエットは、現実的かつ健康的なしっかり食べても痩せる方法が主流となっていきます。
食べたいものを我慢するダイエットはもう時代遅れです。
健康的に痩せるためのダイエット方法を、あなたもぜひ実践してみてくださいね。