果物のカロリー
果物のカロリーはりんご(Mサイズ)で145kcal、みかん(Mサイズ)で34kcal、グレープフルーツ(Mサイズ)85kcalとどれも低カロリーです。
太っていた頃の私も果物は低カロリーで栄養満点だろうとダイエット中でも必ず食べるようにしていました。
しかし、果物を食べ続けていてもやせるどころ太ってしまった経験があります。
私はなぜ、低カロリーな果物ダイエットで失敗してしまったのでしょうか?
やせたからわかる低カロリーな果物の話
私はあえて高カロリーな洋菓子(ケーキや生クリーム)を選んでも他の食事を無理なく節制する方法で15kgの減量に成功しました。
その経験からいえることは果物は思っている以上に果糖を多く含んでいるので腹持ちが悪くすぐにおなかが減ってしまいます。
今回はそれらを踏まえて果物で太った理由と太っていた頃の食べ方、やせた後の食べ方等についてご紹介します。
低カロリーな果物で太ってしまった理由
基本的に果物は低カロリーでも腹持ちが悪いからです。
これは果糖と言われる糖質が果物には多く含まれていて、その果糖が多いとすぐにおなかが減ってしまったり急激な血糖値の上昇などが起こり腹持ちが悪くなってしまうためです。
私の経験上、いくら低カロリーな果物でも腹持ちが悪いのでついついつまみ食いをしたりと他の食事や間食が増えてしまって結果的に太ってしまっていたんですね。
太っていた頃の果物の食べ方
私が太っていた頃は、果物だけで一食を置き換えるようにして食べていました。
確かに一食分として考えれば摂取カロリーは抑えられるのですが、次の食事まで空腹が持たずにつまみ食いをしてしまったりしました。
しかし頭では低カロリーな果物を食べているのだから、少しくらい食べても平気だよね。と罪悪感が全くありませんでした。
やせた後の果物の食べ方
私が高カロリー食品を選んでも痩せる方法を身に付けてからは果物はケーキやタルトなどの高カロリーな食品と合わせたものしか積極的には食べません。
ダイエットのためだけに果物を摂ることをやめると不思議と、ストレスがなくなり果物を美味しく感じられるようになったのはメリットです。
やはり果物をはじめ食事は食べなければいけないと強要されるものではなくおいしく楽しく食べるものだということを身をもって感じました。
ダイエット中にもおすすめな果物
果物は基本的にあまりダイエット中におすすめできないのですが、その中でも少数、ダイエット中でもお勧めできるものがあります。
・桃(大き目1個106kcal)
桃は濃厚なのでダイエット中でもよく食べていましたし、その割にカロリーも低めなのでおすすめです。
また糖質量も他の果物に比べて低いので、急激な血糖値上昇が起こらず次の食べ物!という気持ちになりにくいです。
・ぶどう(巨峰ブドウ大1房191kcal)
ぶどうは1つ1つ皮をむかないと食べられないため、ダイエット中でもお勧めです。
ただ自分自身はあまり好きな味じゃないので、食べるスピードが遅かったのかもしれませんが・・・。
果物の食べ過ぎによる弊害
果物は栄養価が高いのですが、果糖と呼ばれる糖質が豊富です。
また、桃やさくらんぼなどにはソルビトールと呼ばれる糖質や、水溶性の食物繊維は下痢の原因になる可能性も含まれています。
こうした背景から、果物は食べ過ぎないようにした方が良いですね。
食べるとしたらりんごであれば1日2個まで、キウイであれば1日3個まで、スイカやメロンは1日6分の1個くらいまでにしておいた方が無難でしょう。
果物によって量は変わると思いますが、1日これだけでお腹いっぱいという量は食べ過ぎですので目安にしてみてください。
妊娠中や授乳中の場合、体を冷やしてしまったり妊娠中毒症になる恐れもありますので、1日トータルで200gまでに抑えておきましょう。
子どもの場合も大人より少なめで済むように調節した方がよさそうですね。
低カロリーな果物に関するダイエットのまとめ
全体的に果物は低カロリーですが、ダイエットに向きません。
ただ、一つずつ皮をむいて食べなければいけないものや結構カロリーがあるもの、果糖が低く血糖値上昇が抑えられるものなど、実は単純にひとくくりにはできません。
基本的に果物だけを食べていればやせる!なんていう置き換えダイエットの過信は禁物です。
一般的に置き換えダイエットは通常の食生活に戻した途端にリバウンドするのは目に見えています。
私が成功した高カロリーダイエットは自分の好きな食べ物を食べながらでもやせる方法を身に付けるというものです。
この方法さえ身に付けていただければ、あなたのダイエットが一生で最後のものにする手助けができるのではないでしょうか。