お酒のカロリー
お酒のカロリーはビール100gで40kcal、ワインは100gで73kcal、日本酒は109kcal、焼酎は206kcalと意外と低カロリーに感じます。
特にビールはコーラ(100g45kcal)よりも低カロリーなので、ダイエット向き?なんて思うかもしれません。
しかし、15kgやせた経験からおつまみは高カロリーのおつまみの方が成功することも。
今回は、お酒で太った理由とお酒を飲み方やエンプティカロリーなどについてお話します。
お酒がダイエットに向かない理由
お酒にはアルコールが含まれており、そのアルコールは食欲増進の効果があるからです。
お酒自体がいくら低カロリーでも、アルコールによって気も食欲も大きくなったところで食欲の歯止めが利かなくなります。
そして、いろいろなおつまみを食べ過ぎてどんどん太っていくわけです。
やせた後のお酒の飲み方
私はあえて高カロリーなおつまみを選んで腹持ちをよくする方法で、15kgのダイエットに成功しました。
それからはお酒は付き合い程度に嗜みおつまみにはがっつりと高カロリーなものを選んだ方がやせると思います。
なぜならば、高カロリーなおつまみ(唐揚げやピザなど)だと腹持ちが良いので少量でも満足でき、お酒の入る隙を与えないからです。
ですので、お酒を飲まなければいけない場面ではできるだけ最初に高カロリーなおつまみでおなかを満たし、お酒は濃いめのものを選びアルコール欲を少量で満たすようにしています。
お酒はエンプティカロリー?
お酒自体はエンプティカロリーと呼ばれ、摂取したその場でどんどん消費されていくという特別なものです。
しかし、お酒と一緒に食べたおつまみまでがエンプティ―カロリーなわけではなく、むしろおつまみで摂取するカロリーのせいで太っていきます。
ですので、お酒がエンプティカロリーという過信は捨てて、お酒の量はほどほどにするのが一番です。
お酒の種類
- ・ビール(100g40kcal、缶ビール140kcal)
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ビールは低カロリーですが、飲む人は大量に飲むためアルコールの量が多くなり、後々の食欲を抑えるのが辛くなります。
ただ、炭酸も入っているので一杯で必ず我慢できるというならば、飲んでも構わないと思います。
- ・ワイン(100g73kcal)
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ワインは健康に良いという情報ばかりが独り歩きしているせいで、たくさん飲んでも大丈夫!(変な自信)があるため、飲みすぎに注意です。
またよく合わせるおつまみも高カロリーの割に腹持ちが悪いチーズだったり、アンチョビだったりするためあまりお勧めできません。
個人的にはピザを食べるときにワインを飲むことは良いと思います。
- ・焼酎(甲類206kcal、乙類146kcal)
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焼酎は一見、高カロリーそうに感じますが水割や烏龍茶割り、サイダー割などをするため、それほど高カロリーにはなりません。
ただチューハイをよく飲む人も大量に飲みすぎている傾向があるため、お酒はほどほどにしてガッツリしたおつまみを食べてセーブできると良いでしょう。
- ・日本酒(100g109kcal)
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日本酒は他のお酒の中で割って飲まない割には高カロリーなお酒です。
ただ、日本酒は何合も何合も飲むようなお酒ではなく、食事メインで飲まれるお酒なのでダイエット中でも安心して飲むことができます。
日本酒を飲む場合はチビチビとが基本です。
お酒の糖質量と注意点
- ビールの糖質量
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商品にもよりますが缶ビール(350ml)で約10gほどの糖質が含まれています。
これはほかのお酒の糖質と比べても少ない傾向にありますが、飲む量が増えれば意味はありません。
- ワインの糖質量
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赤ワイン(100gグラス1杯分)・・・1.5g
白ワイン(100gグラス1杯分)・・・2.0g
ロゼワイン(100gグラス1杯分)・・・4.0g
ワインも種類によって含まれている糖質が違いますが、辛口は糖質量が少ない傾向にあって甘口は糖質量が多いです。
- 焼酎の糖質量
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焼酎(甲類/乙類)の糖質は180g(1合)で0gと全く糖質が含まれていません。
しかしアルコールによる食欲増進で糖質類を我慢できなければ糖質制限は完ぺきではありませんね・・・。
- 日本酒の糖質量
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日本酒の糖質は180g(1合)あたり8.1gなので、他の酒類に比べると糖質がある傾向にあります。
しかし、日本酒はちびちび飲むことが多いので、それほど過剰摂取にならないのがメリットです。
最後に(お酒のダイエットに関するまとめ)
お酒はそのものが低カロリーでもアルコールのせいで食欲旺盛になってしまうため、ダイエット向きではありません。
またお酒の特性であるエンプティカロリー(お酒のカロリーはすぐその場で消費されるカロリーということ)を過信しすぎると後で痛い目に遭いますよ。
私は自分の好きな食べ物や飲み物を選択してもやせる方法を身に付けました。
せっかくの飲み会だったら、時には我慢を忘れて美味しいものを食べても良いと思います。
そしてその美味しいものを食べたというエネルギーを次の食事の節制につなげれば良いだけのことです。