そうめんのカロリー
そうめんのカロリーは一人前(揖保乃糸2束)で356kcalと低いです。
自宅で食べることの多いそうめんは脂質がなくヘルシーでラーメンよりもやせると思われるでしょう。
しかし、15kg痩せた経験からそうめんはあえて脂質を増やさないと太ることも。
今回は、そうめんがダイエット向きではない理由とそうめんの満足度を上げる方法をご紹介します。
そうめんがダイエットに不向きな理由
そうめんの1人前の量では満腹感に乏しく、ラーメンのように脂質が足らずに腹持ちが悪いからです。
腹持ちが悪いと結局、そうめんの量を増やしたり間食が増えてしまってトータル摂取カロリーが増えて太ることになります。
やはり糖質の塊なので、腹持ちが悪くなる傾向にあって自宅で食べることが多いことからトッピングが面倒になりがちです。
そうめんのやせる食べ方
そうめんの量は1人前(揖保乃糸の大きさで2束分)よりも少な目にして、麺と一緒に豚ばら肉などを茹でてしまいましょう。
このように調理することでトッピングを作るのが面倒でも簡単に脂質を上げることができて、腹持ちに優れる食べ方ができます。
太っていた頃はそうめんはそんなにカロリーがないからと夏の間、しょっちゅう3~4束食べてはすぐに空腹になる状態でした。
その経験から麺類を食べるときは、脂質の多いものをトッピングしてあえて高脂質なものを選んだ方が腹持ちに優れ、摂取カロリーを抑えることができることに気づきました。
そうめんに脂質を増やすと良い理由
糖質の消化は約2時間程度とされ、最初の消化器官である口の唾液により「糖質」だけが分解されるため、ほぼすべてが血糖として現れます。
脂質の消化は約4時間以上、人によっては丸一日かかるとも言われており、血糖値の上昇は穏やかです。
しかも脂質の場合はその栄養素が血糖に変わるのは1割以下とも言われています。
糖質+脂質の組み合わせは糖質のみの場合に比べて血糖値の上昇が緩やかになると言われている為、そうめんよりも豚バラをトッピングの方が腹持ちが良いことが科学的にも実証されているということがわかります。
総括:そうめんのカロリーとダイエットについて
夏になると必ず太る。と嘆いている方は実はそうめんの食べ過ぎにあったのかもしれません。
そうめんはお手軽さ故に大量に作ってしまいがちになります。
しかし腹持ちが悪くすぐに間食していけば、雪だるま式に体重が増えていくのは目に見えていますよね。
「ヘルシーそう」という先入観が大量に食べても平気だろうという誤った認識を生みます。
ですので、あえて脂質を上げることで自分の中でタブーを犯すような食べ方をする方が案外、お腹も膨れ満足度も高まることがあります。
摂取カロリーさえきちんと調整できれば、必ずやせることを忘れないでください。