ハヤシライスのカロリーは?
ハヤシライスは糖質+脂質なので太るイメージですが、ハヤシライスのカロリー(ご飯180g)は、795kcalです。
カレーライスのカロリーの603kcalと比べても、一般的に全くダイエット向きではありません。
しかし、ハヤシライスはご飯付きで400kcal、ルーのみで200kcal前後まで落とす事ができる方法があります。
では、まずその理由から紹介させて頂きます。
ハヤシライスは具のカロリーの影響を受けやすい
ハヤシライスの具は、メジャーなところで牛肉とタマネギになります。
そうなると、ハヤシライス自体のカロリーが具の影響を大きく受けることになります。
一般的には、和牛よりも輸入牛の方がカロリーが低いことが知られ、牛肉は使用する部位によってかなりカロリーに違いが出てきます。
ダイエット中は出来るだけ脂身の少ない部位を選んで調理するか、我慢できるならば、お肉たっぷりでもご飯を我慢するかのどちらかが良いでしょう。
しかし、そうするとハヤシライスがただのハヤシになってしまいますが・・・。
自宅でハヤシライスのカロリーをカットする方法
前述した通り、ハヤシライスは具の影響でカロリーがかなり違ってきます。
自宅でハヤシライスを作る場合は、具の食材選びが重要になってきます。
まずは、牛肉の関していえば、和牛よりも輸入牛を選ぶ方が低カロリーになります。
タマネギは、調理するときにそのまま炒めないで煮込む形にする方がカロリーオフでき、食感も残っているので食べていて満足度が高くなるでしょう。
そして、マッシュルームなどのキノコ類を入れることにより食物繊維が増えて満腹感が増えます。
また、ルウを使わずにハヤシライスソースを作ると大幅にカロリーダウンが出来ます。
そこで、簡単に自宅で低カロリーなハヤシライスの作り方をご紹介します。
低カロリーなハヤシライスの作り方
1.タマネギを櫛形に、輸入牛を一口大に、マッシュルームを半分ほどに切る
2.輸入牛をバターで炒め、その中に小麦粉を入れる(ここがルウのようなトロトロ感が出るポイント)
3.トマトの缶詰や完熟トマトやトマトジュースなどを加える(トマトスープくらいな感じでも良い)
4.タマネギ、マッシュルームを3に加える
5.水、ケチャップ、ソース、醤油、みりんや砂糖など手元にあるそれっぽい調味料で味付けをし、10分ほど煮込み(あまり濃い味付けにしないことがダイエットのポイント)
6.仕上がりに牛乳で酸味の調節をすると出来上がり
ハヤシライスは意外と手元にある調味料や具材で作ることができる簡単なメニューです。
調味料の使用を極限まで抑えると確実にやせるでしょう。
市販品のハヤシライスのカロリーで低カロリーなものを利用しよう
高カロリーになりがちなハヤシライスを気軽に食べたいあなたに朗報です。
レトルト食品の大手「ハウス」が出している「カロリー美食亭80トマトとブラウンルウのコク深いハヤシライスソース」はなんと1食あたりたったの80kcalです。
これにご飯180gをつけてもトータル382kcalにしかなりません。
ダイエットの味方である事は間違いありませんが、やはりダイエット食品は味が気になるところです。
最近のインスタント食品も味のレベルが上がってきていますが、レトルトパックの場合、中身の具材が少ない場合があります。
そこで、この80kcalのハヤシライスソースに輸入牛モモ肉100gで140kcalを炒めて入れることでカロリーを一般的なハヤシライスよりも低くし、かなり満足度の高い食事に変化するでしょう。
外食のハヤシライスカロリーまとめ
それでは外食時にハヤシライスを食べる場合はどのような点に注意したら良いでしょうか。
まずはカロリーですが、リーズナブルなお値段の「サイゼリア」の「ハヤシ&ターメリックライス」は645kcalです。
これにはトッピングとして半熟卵を乗せた「半熟卵のハヤシ&ターメリックライス」があり、そのカロリーは735kcalになります。
このメニューは、ライスにターメリックを使っているので、食欲を促進する可能性があります。
半熟卵をトッピングしたメニューも卵の硬さが消化の早さを決めるので摂取したカロリーの割には腹持ちが悪そうです。
もし、「サイゼリア」で「ハヤシ&ターメリックライス」を食べるのならば、食前に「小エビのサラダ」141kcalを食べることをオススメします。
トータル摂取カロリーは増えますが、食前に野菜などの食物繊維を摂ることで脂質の吸収を抑える働きがあるためです。
最後に(ハヤシライスのダイエットに関するまとめ)
繰り返しになりますが、ダイエット中は摂取カロリーを抑えることでやせます。
そして、その摂取するカロリーも食べあわせが良いものや悪いものがあります。
食べあわせが良いものは同じカロリーを摂取しても、体に吸収されにくくなるので、同じカロリーを摂取していてもやせます。
しかし、高カロリーなものを食べ過ぎればその工夫も水の泡となり、太るだけです。
食べ方の工夫次第で美味しい食事を食べていても、やせるなんてステキではありませんか。