みかんのカロリー
みかんのカロリーは1個(中くらい)で34kcalと低カロリーな果物です。
みかんは食物繊維も豊富でビタミンCもあるため、便秘解消できて美肌にもなれるというイメージかもしれません。
しかし、15kg痩せた経験からダイエットで失敗してしまう可能性も。
今回は、みかんが太る理由とやせた後のみかん食べ方やみかんの糖質、食べ過ぎの問題点などをご紹介します。
みかんがダイエットに向かない理由
みかんの成分は約85%が水分でその残りはほとんど糖質なので腹持ちが悪いからです。
腹持ちが悪いと次の食事までに空腹感が襲い、次の食事や間食を多くしてしまいがちです。
また、1個ではなかなか満足できず、食べ始めるとついついと食べ過ぎてしまうので、食べた個数を把握しにくくカロリー計算が難しくなりました。
やせた後のみかんの食べ方
僕は高カロリーなとんかつを選んでも15kgのダイエットに成功してからはみかんを消費したいな、と思ったら普通の食事(特に揚げ物などを食べた後)のデザートとして食べるでしょう。
そのような食べ方の方が、数多く食べ過ぎずに済みますし、食後の空腹感にイライラすることもありません。
みかんをダイエットに用いた結果
食物繊維や豊富なビタミンCの効果を期待してみかんをダイエットに取り入れても糖質やカロリーオーバーで太ることになってしまいました。
「便秘解消のためにみかんを選んでいるけど、飽きてきた・・・」
「美肌に効くというしダイエット中のおやつにしているけど、なんだか肌がボロボロ・・・」
といった我慢はいつか限界を超えて、リバウンドしてしまう可能性もあります。
僕も太っていた頃はデザートと言えばみかんを選び、できるだけ低カロリーに抑えていましたが、我慢の連続だと続けるのが厳しく、結局リバウンドしてしまいました。
みかんの糖質
みかんの糖質は種類によって若干の違いがありますが、だいたい100gあたり11-15g程度の糖質が含まれています。
みかん中1個あたり(可食部75g)に換算するとおよそ8.25g程度も含まれているので2個も3個も食べていればあっという間にご飯1杯と同じ糖質量になります。
実はあの甘い桃はみかんよりも糖質量が少なく、腹持ちが良いので糖質という観点からもダイエットにおすすめです。
みかんよりも桃の方がダイエットにお勧め!その理由はこちらから。
また前述したとおり、みかんの水分量は約85%にもなりますから、いくら食物繊維が豊富!と思い込んでいても実際には100gあたりに1g程度しか含まれていません。
みかんの食べ過ぎの問題点
確かにみかんは低カロリーですが、食べ過ぎると「柑皮症」と呼ばれる体が黄色くなる症状が起こります。
これはみかんに含まれるβカロテンの色素が体に蓄積して、手のひらなどが黄色くなる症状で、食べ過ぎをやめてしばらくすれば治まります。
どんな栄養価が高い食べ物でも食べ過ぎは体に良くないということですね。
みかんの缶詰のカロリー
みかんは冬場に多く出回る果物なので、缶詰のカロリーも頭に入れておきましょう。
みかんの缶詰のカロリーは、「はごろもフーズ」の「みかん」で液体も含んで206kcalです。
甘い液体とみかんはカロリーが高いですが、すべて糖質なため、吸収が早く腹持ちが悪いです。
最後に(みかんのダイエットに関するまとめ)
みかんは低カロリーですが、食べ過ぎてしまうためダイエット向きではありません。
ダイエット中は気軽に食べられるものはNGです。
みかんはいかにもヘルシーそうという思い込みでカロリー計算も疎かにしがちです。
一生続けられないような食事制限ではなく、自分の好きな食べ物を食べてもやせる方法を身に付ける方がやせることへの近道になりますよ。