コロッケのカロリー
コロッケのカロリーは200~300kcalととんかつに比べてそれほど高くありませんが、糖質+脂質の体脂肪になりやすい食材なのでダイエット中はオススメできません。
今回はコロッケを食べる時に取れる対策やダイエット中でも食べられる比較的太りにくいコロッケ、コロッケの糖質などをご紹介します。
コロッケが太ってしまう理由は?
私は高カロリーな食品をあえて選んで食べることで食事の満足感を上げ、間食を減らす方法で15kgのダイエットに成功しています。
この体験上、コロッケのような揚げ物がすべてNGというわけではありません。
コロッケはじゃがいもを揚げたメニューで炭水化物(糖質)+脂質の組み合わせなのが問題です。
コロッケを食べたい時は具材を工夫しよう
コロッケが食べたい日、もしくは食べざるを得ないときには、クリームコロッケを選ぶのがオススメです。
クリームコロッケの主原料は生クリーム(脂質)ですが、炭水化物がつなぎ以外に使われていないので摂取カロリーが体脂肪になりにくく、ポテトコロッケに比べてカロリーコントロールができるのでやせる可能性が高くなります。
そして選ぶならば、コーンクリームコロッケよりもエビやカニを使ったクリームコロッケの方が良いでしょう。
エビやカニに多く含まれるたんぱく質は、ダイエット中には積極的に摂っておきたい栄養です。
コーンは糖質が多く含まれるため、避けた方がよい食材です。
その他、かぼちゃコロッケにも糖質が多く含まれていますが、かぼちゃには食物繊維が多く含まれているので、ポテトコロッケよりは摂取しても太りにくいといえます。
市販されているコロッケのカロリーまとめ
とんかつまい泉のポテトコロッケの場合、232kcalです。
ローソンのゲンコツコロッケは302kcalと大振りな分カロリーも高くなっています。
いっぽう、クリームコロッケはとんかつまい泉のエビクリームコロッケで209kcal、「ニッスイのほしいぶんだけ口どけなめらかかにクリームコロッケ」(23g)は59kcalです。
カロリーはグラム辺りで言うと、クリームコロッケもコロッケもあまり変わりません。
しかし、コロッケの方が糖質が多いのでインスリンが多く分泌されて体脂肪になりやすいというデメリットがあります。
コロッケの糖質はどれくらい?
牛肉コロッケで15.5g、かにクリームコロッケで13.7gの糖質になります。
コロッケは1つでは満腹になりにくくご飯を食べてしまうことが多いと思いますので、注意したいですね。
コロッケの食べ過ぎによる弊害について
コロッケの食べ過ぎは、じゃがいもの糖質、そして揚げ油の脂質、ダブルの摂りすぎになってしまいます。
結果として考えられるのは、短期的には体重の増加、長期的に見ると糖尿病やメタボ、動脈硬化などの生活習慣病です。
確かにご飯や他のものなしで食べるのであれば、何個か食べられてしまいそうではありますが、通常サイズのもの3個ほどに押さえておく方が無難でしょう。
妊娠中も食べ過ぎには注意して、栄養バランスの整った料理にコロッケを加える程度にしておきましょう。
同じ具材のコロッケばかり食べることは、お腹の胎児のアレルギーにも繋がるかもしれないと言われていますので気をつけた方が良さそうですね。
コロッケ+炭水化物を夕食にするのは避けよう
揚げ物が食事の時にはやはり脂質が多くなります。
この脂質を糖質(炭水化物)と一緒に食べると、そのとき食べた食事が体脂肪になりやすくなります。
ダイエット商品のCMでもよく言われていますが、糖質+脂質の食事はやはり美味しく感じるものです。
もしその太る(でも美味しい)組み合わせを食べたくなったら、昼食までに済ませることです。
食後に活動する昼食までなら、糖質+脂質の食事をしてもさほど問題はありません。
食後なかなか動く機会がなく寝るだけのことが多い夕食には糖質+脂質の食事はオススメできません。
「夕食は軽めに」というダイエットの基本はここから来ているんですね。
まとめ・ダイエット中のコロッケはやはり注意が必要だった
コロッケは糖質+脂質の組み合わせの料理なのでダイエット向きではありません。
もしダイエット中にコロッケを食べるならエビやカニのクリームコロッケを選ぶようにしましょう。
かぼちゃコロッケも食物繊維が多いためポテトコロッケよりはダイエット向きと言えます。
ただ、これらはポテトコロッケに比べれば糖質が少ないですが、食べ過ぎて摂取カロリーオーバーになれば太る点では同じです。
コロッケを食べる時には炭水化物との組み合わせも避けるようにしましょう。